識別コード | GE18-08 |
---|---|
絵の内容 | 黒い雨の中、流れにさからって泳ぐ |
作者名(カナ) | 土井 貞子(ドイ サダコ) |
作者名(英語) | DOI Sadako |
当時の年齢 | 21歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)数時間後 |
情景場所 | 縮景園裏 |
情景場所旧町名 | 上流川町 |
情景場所現町名 | 幟町 |
爆心地からの距離 | 1,300m |
ブロック別 | 銀山・幟地区 |
作者による説明 | **裏 B.S.リラ 土井貞子 **別紙 S20 8.6. 直後数時間後 泉庭裏(現縮景園裏)渦にまかれながら流れる人、黒い雨にうたれ乍ら流れに逆って泳ぐ B.S.リラ 土井貞子 **実態調査 土手から次々と人間の形をした土人形の様な人が落ちこんでくる。河の中へ落ちると渦をまいているので次々に死体となって流れて行く。泳げない2人の友と流れ流れて対岸につく。友を岸に上げると私は我を失ったのですが、二人は人々の声に耳をかさず私が記憶を取り戻すまで待っていて下さったのです。 |
サイズ(cm) | 59×42 |
展示の説明文 | 炎に追われて川を渡る 絵・文/土井貞子氏 1945(昭和20)年8月6日 爆心地から約1,400m 上流川町(現在の上幟町) 「水面は一面に油のようなものがギラギラしている。その中に焼けた体をつけている人、流されている人、木片や何かが無数に流れている。だいじょうぶ、泳げるだろうと、靴を脱ぎ、ひもで離れぬようにくくった。左足の負傷で白靴の中は血で真赤になっていた。水に入ると上で見たより流れは早かった。やっとのことで足が下についた。川原だと思った瞬間、そのままわからなくなった。」 手記より抜粋 |