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トップページ原爆の絵重なって死んでいる人と馬

原爆の絵

識別コード GE16-14
絵の内容 重なって死んでいる人と馬
作者名(カナ) 川口 シマ子(カワグチ シマコ)
作者名(英語) Shimako Kawaguchi
当時の年齢 22歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7
情景場所 木挽町から水主町周辺
情景場所旧町名 木挽町、水主町
情景場所現町名 中島町、加古町
爆心地からの距離 550m~1,100m
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
作者による説明 **絵の中
昭.20.8-7日頃 木挽町から加古町辺

木挽町辺で人も馬も折り重なって足のふみ場もない。屍体の山 死の街 馬が一頭厚手の腹掛けをしていた。焼けた家の下敷にでも成ったのか下半身腰のあたり完全に何かで切断した様に焼け切れていた。

とても傷口等見る勇気もなかったが膨張した胴体はふつう馬の二倍位も大きくて無気味なものでした。焼けた瓦礫の街、遠くむこうに元県庁の門柱が白く夕陽に照らされていました。

胸をそらし、ころんで起きようとしたかっこうで一人の少女が死んでいる。爆風のあつりょくか一〇センチ位カニの様に眼球がとび出し丁度大地で顔をささえる様にして黒眼の部分は地面についていました。思わず私は、少女の前に坐り込みました。まるで昔セルロイドのキューピさんを見る様な気がしました。 

合掌
川口シマ子
サイズ(cm) 54×38.5
展示の説明文

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