識別コード | GE14-37 |
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絵の内容 | 爆発数十秒後 服が燃えだして消す兵士達 |
作者名(カナ) | 坂井 武彦(サカイ タケヒコ) |
作者名(英語) | SAKAI Takehiko |
当時の年齢 | 21歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)8:15過ぎ |
情景場所 | 広島城 |
情景場所旧町名 | 基町 |
情景場所現町名 | 基町 |
爆心地からの距離 | 980m |
ブロック別 | 基町・白島地区 |
作者による説明 | **裏 氏名年令 坂井武彦 五十才 日時 昭和二十年八月六日 午前八時十五分少々過ぎ 場所及び方角 広島城本丸北堀端、対岸の堀端より南方を望む。 (中国師管区教育隊営舎前庭より南方を指す) 内容 「ピカッ」「ドン」の後土煙と焦熱の中に臥さって息を止めこらえ、やっと息をしたら、口中土だらけになりまた、息を堪えた。辺りは真暗、手は肘より先、足は膝より先は痩れ感覚鈍し全身熱さを感ず、 そのまま、何十秒かがたった。息苦しさと全身熱いような劇痛のうちに目を明けて見た。 地上数十糎に土煙が雲のように連なり、やっと見通しがきいた。辺りは薄暮のように薄暗く、雲のようにあがった土煙の間から日光(光線)が極楽浄土の紫の光のように美しく差込んでいた。(絵にはうまく表わせない)私の上衣はその時燃えていたのですぐ脱ぎ捨てた。つまり、爆発後数十秒後土煙りが雲のように上面にもくもくと連なり光線がとこどころ差込んだあの時の様子です。当時はその中を仁王さんのように軍服に火のついた兵士がその火を消すべく中には左手のプールへと走り水の中へ飛込んで助かった人もかなりいた。今も生々しく思い出される。 |
サイズ(cm) | 19×27 |
展示の説明文 |