トップページ原爆の絵野球ボールのような火の玉、地に伏せる私の上に瓦が落ちてきた
識別コード | GE14-14 |
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絵の内容 | 野球ボールのような火の玉、地に伏せる私の上に瓦が落ちてきた |
作者名(カナ) | 小笠原 春子(オガサワラ ハルコ) |
作者名(英語) | OGASAWARA Haruko |
当時の年齢 | 13歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)8:15頃 |
情景場所 | 舟入仲町 |
情景場所旧町名 | 舟入仲町 |
情景場所現町名 | 舟入中町 |
爆心地からの距離 | 1,200m |
ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
作者による説明 | **絵の中 1 昭和二十年八月六日 午前八時十五分頃 空襲警報解除後数分も過ぎてないと思う時、私は我が家の裏庭にて、B29の爆音を、耳にする ?と思いつつ空を見上げる。雲一つない青く澄んだ空 真夏の太陽はギラゝ照りつけている。でもB29の形は見えない。四方八方を、見ていると、私の目に映ったのは異様な物! 野球ボールの様な火の玉それがだんゝと大きくなってバレーボール程の大きさになった時、私の頭の上に何か落ちてきた。それからは肩と云わづ背と云わづ私は初めて、何かの爆弾だと思って地に伏せた 「当時十四才であった 現住所 舟入中町 爆心地より1.2km」 父 召集 母 四十五才 私 十四才 次女 十一才 集団疎開 妹 五才 初めて目に止った火の玉 東北にて 上空にてふわりゝとだんゝ大きくなっていく火の玉 この時の火の玉が最後に私の体に木物が降ってきた! 瓦落ち 木々が 〔地に伏せる私〕 **実態調査 爆風により、木・瓦等落ちて来て、口の中は砂だらけ |
サイズ(cm) | 38×54 |
展示の説明文 | 野球ボールのような火の玉が大きくなった瞬間、私の上に瓦が落ちてきた 爆心地から1,200m 舟入仲町(中区舟入中町) 1945(昭和20)年8月6日午前8時15分ごろ 佐々木 春子(原爆投下当時13歳、絵を描いた時の年齢42歳) 絵中解説 空襲警報解除後、私は我が家の裏庭にてB29の爆音を耳にする?と思いつつ空を見上げてもB29の形は見えない。四方八方を見ていると私の目に映ったのは異様な物!野球ボールのような火の玉。それがだんだんと大きくなってバレーボール程の大きさになった時、私の頭の上に何か落ちてきた。私は初めて何かの爆弾だと思って地に伏せた。 |