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トップページ原爆の絵列車に乗ろうとして駅に集まった人々の悲惨な状況

原爆の絵

識別コード GE13-09
絵の内容 列車に乗ろうとして駅に集まった人々の悲惨な状況
作者名(カナ) 吉野 豊子(ヨシノ トヨコ)
作者名(英語) YOSHINO Toyoko
当時の年齢 21歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)18:20頃
情景場所 矢賀駅
情景場所旧町名 矢賀町
情景場所現町名 矢賀
爆心地からの距離 3,890m
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
作者による説明 **絵の中
やが
へさか
八月六日午後六時二十分頃 芸備線の列車に乗ろうと矢賀駅に集まった被爆者達。
防火用水のほとりに横たわっている二人は、矢賀駅にたどりついて息たえた女学生(二人とも衣服を身につけておらず、肌が焼けただれている)一人助かった友達の女学生が死んだ友達の下半身にふろしきをかけ、泣いている。
男か女か判別できないほど焼けただれた人。
体がはしるのか、ボロぎれをかけている。
線路にうずくまった人を駅の構内につれて行こうとしている。
家の下敷になり手が折れた人。
熱線の為耳のたれた兄が弟の手をひいている。
上着のシャツはなくズボンのベルトのところだけが残っている。
顔中血だらけの父親。
裸の子供をかかえている。子供は四~五才位。
お化けのようになった母親が子供をかかけている。子供もやけどをしている
頭が焼け麦わら帽子のつばだけが残っている。体中焼けどをして特に背中は、皮がたれさがりガラスの破片がたっている。
涙を流して拝んでいる女の人。
防空頭布のおかげで頭と顔はきれいだがそれ以外はやけどの為赤身が出ている女の人。もう歩けそうもなかった。
駅員がメガホンをもって線路内にいる人に注意している。(汽車が入ってくる為に危険を知らせている)
親子が駅の構内で再会したところ。
線路のそばで歩けなくなった人を駅員が手をかしているところ。
**裏
吉野豊子(51才)
サイズ(cm) 38×54
展示の説明文

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