識別コード | GE12-33 |
---|---|
絵の内容 | 重傷の警防団員とその妻 |
作者名(カナ) | 松室 一雄(マツムロ カズオ) |
作者名(英語) | MATSUMURO Kazuo |
当時の年齢 | 32歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/7(時刻)9:00頃 |
情景場所 | 鶴見橋西詰 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 1,650m |
ブロック別 | 比治山・仁保地区 |
作者による説明 | **絵の中 夫婦 日陰何一つない炎天下我が身の負傷もかえりみず重傷の主人のせめて顔だけでも陰をつくる為帽子を持っている婦人を見た。倒れている警防団の人の顔を見ると竹屋町の栗栖さんであった。彼は家業のお茶商のかたわら神主でもあり、実に真面目な又、明るい性格で警防団では班長で人望の厚い人であった。 今日は警防団に出動中だったのだらう。 首筋の火傷には小さい「ウジ虫」が這ってゐた。「栗栖さん頑張らう…」と声を掛けたら横を向いたまゝ、かすかに「ウーン」と返事をした。 奥さんも疲かれはてた様クッタリしておられた。 帽子の中の髪の毛は残り外は毛が無く「おかっぱ」のようであった。 S.20.8.7.A.M.9:00頃 鶴見橋西詰の土手 S49.8.6 松室一雄(61才) |
サイズ(cm) | 27×38 |
展示の説明文 |