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トップページ原爆の絵防火用水槽に折り重なる死体

原爆の絵

識別コード GE10-33
絵の内容 防火用水槽に折り重なる死体
作者名(カナ) 宅明 香澄(タクミョウ カスミ)
作者名(英語) TAKUMYO Kasumi
当時の年齢 14歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)14:00頃
情景場所 八丁堀付近
情景場所旧町名 八丁堀
情景場所現町名 八丁堀
爆心地からの距離 800m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵の中
八月七日午後二時頃
広島市八丁堀近くで
防火用水
**別紙
場所 当時の記憶では八丁堀の西約100Mぐらいの電車道の北側。当時および現在の町名は知らない。絵の背景は西練兵場の東端になると思われる。
**雑誌
道の脇に大型の防火用水がぽつんと残っていた。なんと、そこには人がぎっしりと詰まって死んでいたのである。水中にもぐった人に重なってまた人がかぶさっている。負傷の身で水を求めて殺到したのだろうか。その中を覗いて母と妹を探すなどとうていできるものではなかった。
 人と人との僅かな隙間に、光水は赤錆びた鉄のように濁っていた。これが人の世の末期の水であろうか!
宅明香澄「川風」,『週刊朝日』2002年11月22日, p117, 朝日新聞出版
サイズ(cm) 20.5×29
展示の説明文 八丁堀の防火水槽で・・・
爆心地から800m 八丁堀付近
1945(昭和20)年8月7日 14:00ころ
宅明 香澄(原爆投下当時14歳、絵を描いた時44歳)

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