menu

トップページ原爆の絵重傷を負い担架で帰ってきた夫

原爆の絵

識別コード GE09-50
絵の内容 重傷を負い担架で帰ってきた夫
作者名(カナ) 中山 清子(ナカヤマ キヨコ)
作者名(英語) Kiyoko Nakayama
当時の年齢 28歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)14:00~15:00頃
情景場所 安佐郡祇園町の自宅前
情景場所旧町名 安佐郡祇園町南下安
情景場所現町名 安佐南区祇園一丁目
爆心地からの距離 4,300m
ブロック別 三篠・祇園地区
作者による説明 **絵の中
主人はそのころ西日本重工(今の三菱重工KK精機製作所)に徴用で入つていて八月六日に小網町に会社から家の取りこわしに行かされ被爆 新庄橋までよろめき全身やけ皮はむげ赤身の体でたをれていたのを同じ会社の救援隊に助けられ家の前までタンガでかへり手の皮をぶらさげてオーイカヘツダゾーとさけびました 私はあまりの姿に目の前は真暗になりました 治療の為めすぐ会社に連て行かれました 三人の子供のうち二人は近所にあずけ三才の子供一人をつれて主人の看護に急ぎました 八月六日午後二時か三時頃だつたと思います

オーイカヘッタデー
手の皮がぶらさがつている
サイズ(cm) 25.5×36
展示の説明文 『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』
〔作者のことばから〕要約
オーイ、カヘッタデー
主人は同じ会社の救援隊に助けられ、家の前まで担架で帰り、手の皮をぶらさげて「オーイ、カヘッタデー」とさけびました。私はあまりの姿に目の前は真っ暗になりました。
8月6日 午後2時から3時頃
4,300m/安佐郡祇園町の自宅前
中山 清子

戻る

Page Top