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トップページ原爆の絵べっとりと血のりがついた妹の顔

原爆の絵

識別コード GE08-49
絵の内容 べっとりと血のりがついた妹の顔
作者名(カナ) 三浦 静子(ミウラ シズコ)
作者名(英語) Shizuko Miura
当時の年齢 28歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)10:00過ぎ
情景場所 尾長町丸山大内峠下
情景場所旧町名 尾長町丸山
情景場所現町名 山根町
爆心地からの距離 3,400m
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
作者による説明 **絵の中
一.二キロ地点(上幟町栄橋西詰)で被爆し、三キロの道のりを彷徨う様にして私方へ(尾長町丸山大内峠下)辿りつきましたのが十時過ぎだったと思います。
三浦さんゝと云う声にはっと見ましたのがこの妹の顔です。まるで地獄から鬼が飛び出して来た様でした。十数ヶ所の傷口からは出つくしたと云う様に顔にベットリと血のりがこびりつきあまりのことに声も出ませんでした。
それでもかすかに「姉ちゃん助かるかね」と一言、その声が今でも耳の底に残っています。当時十八才でしたが現在元気で頑張ってゐます。
被爆三十年で只一人の生証人の私が妹のため重い絵筆を取りました。
小野田久子
姉 三浦
サイズ(cm) 38×26.5
展示の説明文

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