トップページ原爆の絵重傷の男の子が麻酔薬なしに手術を受けるが翌朝死亡した
識別コード | GE08-29 |
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絵の内容 | 重傷の男の子が麻酔薬なしに手術を受けるが翌朝死亡した |
作者名(カナ) | 山邉 省二(ヤマベ ショウジ) |
作者名(英語) | YAMABE Shoji |
当時の年齢 | 42歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)21:00頃 |
情景場所 | 狩小川国民学校 |
情景場所旧町名 | 安佐郡狩小川村越 |
情景場所現町名 | 上深川町 |
爆心地からの距離 | 13,500m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 昭和二十年八月六日午后九時頃 安佐郡狩留家国民学校校舎(広島市東部居住民指定避難先) 十才位の男子、広島市内で被爆し爆風による屋根瓦の落下で眉間から頭部にかけて重数センチ裂傷して骨が露出し出血多量で衰弱甚だし、看護兵の経験ある村人が畳針と畳糸で皮フを縫合せたが麻酔薬なしで苦悶の裡に手術を終えたが翌朝目を覚ました時はこの男子は他界していた。避難者中から毎日数名の死者が出た。避難者人数は混雑して判然しないが二五〇乃至三〇〇人、重傷五〇人位であったか?と思ふ。村の医師は広島市内から被爆して帰村した村人の治療に忙殺され、当初は無医薬の状態であった。 山辺省二 画 **実態調査 トラックで運ばれた重傷の方が各教室にねかされ水を下さい!水を下さい!と息も絶えんばかり、翌朝亡くなっていたお顔を今も思い浮べます。 |
サイズ(cm) | 27×38 |
展示の説明文 |