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トップページ原爆の絵押しつぶされた屋根の下からはい出す自分とその時目撃した半死半生の被爆者たち

原爆の絵

識別コード GE07-04
絵の内容 押しつぶされた屋根の下からはい出す自分とその時目撃した半死半生の被爆者たち
作者名(カナ) 畑 三郎(ハタ サブロウ)
作者名(英語) HATA Saburo
当時の年齢 25歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)10:00過ぎ
情景場所 上天満町
情景場所旧町名 上天満町
情景場所現町名 上天満町
爆心地からの距離 1,400m
ブロック別 十日市・中広地区
作者による説明 **絵の中
上天満町と広瀬町の両方から、避難民がどっと押し寄せたため木造の北広瀬橋はくずれ落ちた。人々はなおも押し寄せ、人の上に人がうず高く折り重なり、とめどなく引き潮の天満川へ転落、おぼれていった。私は午前の押しつぶされた屋根の下からはい出したが、その時目撃した悲惨な光景である。私の眼前では、ぐったりした子供を抱えて泣き叫ぶ父親、晴れ着をたくさん着た女性が、川を渡ってずぶぬれのままはっていた。黒いモンペは燃え落ちたか下半身は裸の女性が何人も渡ってきた。半死半生で・・・・。
昭20年8月6日朝10時すぎ。 広島市上天満町で

会社員 畑 三郎(55)
サイズ(cm) 18×25.5
展示の説明文 ぐったりとした子供を抱えて泣き叫ぶ父親と、落ちた橋に詰めかけ転落する人々
爆心地から1,400m 上天満町
1945(昭和20)年8月6日午前10時ごろ
畑 三郎(原爆投下当時25歳、絵を描いた時55歳)
絵中解説
上天満町と広瀬町の両方から避難民がどっと押し寄せたため、木造の北広瀬橋は崩れ落ちた。人々はなおも押し寄せ、人の上に人がうず高く折り重なり、引き潮の天満川へ転落、おぼれていった。私の眼前ではぐったりした子供を抱えて泣き叫ぶ父親、晴れ着を着た女性が川を渡ってずぶぬれのままはっていた。黒いモンペは燃え落ちたか下半身裸の女性が何人も渡ってきた。半死半生で。

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