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トップページ原爆の絵姪の家の玄関前に倒れていた女性の死体、足はすでに白骨化していた

原爆の絵

識別コード GE06-46
絵の内容 姪の家の玄関前に倒れていた女性の死体、足はすでに白骨化していた
作者名(カナ) 藤田 弥生(フジタ ヤヨイ)
作者名(英語) FUJITA Yayoi
当時の年齢 26歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/8
情景場所 東観音町
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別 十日市・中広地区
作者による説明 **絵の中
昭和二十年八月八日東観音町
姪であり幼友達のみさをさんをたずねました。見覚えのある玄関の石の前の焼死体に思はずかけよりました。胸のふくらみも痛々しく焼残り一目で女性とわかったからです。足はすでに白骨となってゐました。足の骨を拾ひ上げ、みさをさんなら故郷へつれて、帰って上げたいと思ひました。でも確認できなくては持帰る事が出来ません。顔、身体の輪郭をしばらく見ました。少し小柄に感じ拾ひ上げた骨をそっと返しました こゆび一本でも、その死体の身内の方が探しにみえたとき申訳けないからです
みさをさんは出征した主人にかわって職場にゐて被爆し横川方面へ助けられ故郷の実母に引取られ一旦は元気を快服しましたが風邪が元で復員した主人に見取られて、よく年の一月二十六日の朝原爆特有の異臭を残して他界しました。顔にも手にもガラスの破片を無數にふくんで
衿、腰の紐は焼残り死体についてゐた
**裏
藤田弥生
サイズ(cm) 25.5×35
展示の説明文

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