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トップページ原爆の絵地下豪入口で30人余りの人が血だらけで折り重なり死んでいた

原爆の絵

識別コード GE06-38
絵の内容 地下豪入口で30人余りの人が血だらけで折り重なり死んでいた
作者名(カナ) 小橋 染春(コバシ ソメハル)
作者名(英語) KOBASHI Someharu
当時の年齢 23歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)14:00頃
情景場所 広島憲兵分隊(光道学校)地下ごう入口
情景場所旧町名 猫屋町
情景場所現町名 猫屋町
爆心地からの距離 760m
ブロック別 十日市・中広地区
作者による説明 **絵の中
八月六日午後二時頃
土橋広島憲兵分隊(旧光道館小学校)地下壕入口
三十人余りの人達が壕の入口で折り重なって死んでゐる周辺は血と糞だらけ 人間の性別も判らない全裸に近い姿で頭の毛は皆んな焼けたのか黒人の様な短いモジャゝであった
一人坐して居る人は生きてゐたが鼻と口、アゴを切断され言葉が云へないこの人は五時頃には死んで居た。今一人中国新聞の婦人記者と云ふ人が居たがこの人は発狂して居たのか正常な精神ではなかった。この婦人はどうされたか夕暮頃には姿がなかった。室の中を清掃して負傷者を収容するこの光道館小学校は全々焼けてない中心部では唯一の建物であらう。
あヽ想出したくない惨状である
この世の地獄である。
サイズ(cm) 36.5×50.5
展示の説明文 光道学校、防空壕入口で折り重なって亡くなった人びと
爆心地から約800m、猫屋町(現在の土橋付近)
1945(昭和20)年8月6日午後2時頃
小橋 染春

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