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トップページ原爆の絵避難した無数の負傷者が水を求める中、弟、妹を捜す

原爆の絵

識別コード GE06-18
絵の内容 避難した無数の負傷者が水を求める中、弟、妹を捜す
作者名(カナ) 土居 ミチ(ドイ ミチ)
作者名(英語) Michi Doi
当時の年齢 31歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/7(時刻)19:00過ぎ頃
情景場所 縮景園
情景場所旧町名 上流川町
情景場所現町名 幟町
爆心地からの距離 1,300m
ブロック別 銀山・幟地区
作者による説明 **絵の中
8月7日夕方7時すぎ頃
『人をさがす』縮景園(上幟町)
ここの樹は焼けていなかった。
日暮れの木の下には息の絶えた人 半死の人で一杯 足のふみ場もない。
石橋の向うの川端の築山
実雄さんケイ子さんと呼びながら人をかき分けさがして歩く。
あちこちで子や親の名を呼び乍らさがし求める
池の鯉は殆んど死んだり白い腹を返して浮沈。
やっとここまで逃げて来たがもう歩けない。動けない。
沢山の人が薄暗い樹の下の陰でウメいている。通れば水、水、と顔をのぞいてたのまれる。
正門前入口
水水

ミズ・・・
水ミズ
ウウ・・・
ミズミズ
死にそうな くるしい・・・
水、を下さい
水水水
**裏
土居ミチ 61才
被爆…東千田町広大南門近く
捜す人
弟20才…広大附中助手(附中教務室に向って家を出て十分位后、原爆投下)
妹15才…女学院生学徒動員(鉄道局女学院に分散仕事についていた)
(すでに死んでいたと後で判った。)二人共家を出たまま行方不明だった。
サイズ(cm) 27×38.5
展示の説明文

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