トップページ原爆の絵安村に行く途中三篠の竹やぶに避難する。この中で多くの人が死んで行った。
識別コード | GE06-06 |
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絵の内容 | 安村に行く途中三篠の竹やぶに避難する。この中で多くの人が死んで行った。 |
作者名(カナ) | 冨田 實(トンダ ミノル) |
作者名(英語) | TONDA Minoru |
当時の年齢 | 25歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)10:00頃 |
情景場所 | 三篠の竹やぶ |
情景場所旧町名 | 三篠本町二丁目 |
情景場所現町名 | 三篠町二丁目 |
爆心地からの距離 | 2,100m |
ブロック別 | 三篠・祇園地区 |
作者による説明 | **絵の中 昭和20年8月6日10時頃。広島市三篠の竹藪に避難(15時迄) 被爆直后火に追われて、隣組で予め定めていた避難場所(安村)に行くため一旦三篠の竹藪に避難し状況を見た。火傷の身を竹の切株に悩まされ、又雨をしのぐ術もない。 **裏 冨田実 54才 昭和四九年七月十四日作 記憶をたどる。 軍刀を傍らに仰向けにねているのが小生 そのそばに座っているのが妻 この竹薮で多くの人達が死んで行った。 竹の切株がいたいが身の置場がない又午后雨が降ったが雨に打たれるまヽである。火傷でフクレあがった顔や両手甲に雨がかヽるがどうしようもない 死体にすがって泣く声があちこちでする。正に地獄図絵である。 この竹薮は三篠と三滝の境界附近であった。 |
サイズ(cm) | 27.5×38.5 |
展示の説明文 | 火に追われ竹やぶに避難してきた負傷者たち 爆心地から約1,900m 1945(昭和20)年8月6日午前10時頃 富田 実 |