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トップページ原爆の絵道の片側に裸でねかされた重傷の兵士達

原爆の絵

識別コード GE05-37
絵の内容 道の片側に裸でねかされた重傷の兵士達
作者名(カナ) 西谷 辰雄(ニシタニ タツオ)
作者名(英語) Tatsuo Nishitani
当時の年齢 37歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 一週間位後
情景場所 工兵橋付近
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 2,320m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵の中
一週間位して工兵橋のかヽっていた附近の出来事、道の片側に重傷の兵士が鰯を干したように何十人もねかされてしまいました。手当も出来ず薬もなく眞夏の太陽をうけ死んだようになっていました。中にはスッと立上りふらゝと川原に降り水ほしさにか頭から水につっ込んでそのまゝ川に沈んだりスッと流されていく者も三十分に一人位いました。それから又二、三日過ぎて通った時には認識票を見て原隊の戦友につれていかれて川原で荼毘にされたようです。只一人だけA認識票がないため残されていて内部が暑さのためくさりガスで腹が太鼓のようになっていました。
サイズ(cm) 25×36
展示の説明文 手当ても出来ず道に寝かされている兵士たち
爆心地から2300m 工兵橋付近
一週間位後
西谷 辰雄(原爆投下当時37歳、絵を描いた時66歳)
絵中解説
道の片側に重傷の兵士が、イワシを干したように何十人もねかされていました。手当ても出来ず、薬もなく真夏の太陽をうけ死んだようになっていました。中にはスッと立ち上がりふらふらと川原に降り、水ほしさにか頭から水につっ込んで、そのまま川に沈んだりスッと流されていく者も、30分に1人ぐらいいました。

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