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トップページ原爆の絵原爆と同時に投下された測定用無線送信機の分解調査をしようとするところ

原爆の絵

識別コード GE04-45
絵の内容 原爆と同時に投下された測定用無線送信機の分解調査をしようとするところ
作者名(カナ) 杉江 敬一(スギエ ケイイチ)
作者名(英語) SUGIE Keiichi
当時の年齢 22歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/10前後(時刻)19:00頃
情景場所 呉海軍工廠電気部無線工場
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
八月十日前後?
午後七時頃
於 呉海軍工廠電気部無線工場
**裏
杉江敬一
この画は原爆と同時に投下された測定用無線送信機をこれから分解調査を始め様とする呉海軍工廠電気部無線工場の様子をかいたものです
当時四個落されたものの中の一ヶで海軍の手に渡ったもので最初不発弾のおそれありとのことで吉浦の火工部で調査し胴体にたがねで三角形に穴を明け内部の様子をのぞいた様で其後頭部のプラスチック覆いの内部に眞空管が見える所から無線工場送りとなったと聞いて居ります
夕方持ち込まれた時は原子爆弾の不発弾のおそれありとのふれ込みで一同大いに緊張したものです
事前連絡もなかったので、既に帰宅されて居られた大野茂工場主任を御迎えにあがりそれから慎重に協議し分解調査に掛かりました この現物は平和資料館に展示されております
左上が大野中佐で星野、杉江(少尉)山根氏其他四人か五人それに西岡大尉が居られたかも知れません
場所は今考えれば変ですが無線工場の事務所です
サイズ(cm) 38×54
展示の説明文 自動通報式爆発測定無線装置を分解・調査する様子
絵/杉江敬一氏
1945(昭和20)年8月10日頃 呉海軍工廠電気部無線工場
杉江さんは、後にこのときのことを「最初は不発弾のおそれありということで、一同大いに緊張したものです。」と語っています。

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