| 識別コード | GE04-44 |
|---|---|
| 絵の内容 | 親切な人にサイダーとビスケットをもらう |
| 作者名（カナ） | 佐伯 敏子（サイキ トシコ ） |
| 作者名（英語） | SAIKI Toshiko |
| 当時の年齢 | 25歳 |
| 寄贈者名 | |
| 種別 | 市民が描いた原爆の絵（昭和49、50年収集） |
| 情景日時 | 1945/8/6（時刻）17:00～18:00頃 |
| 情景場所 | 三滝近くの線路土手 |
| 情景場所旧町名 | 三滝町 |
| 情景場所現町名 | |
| 爆心地からの距離 | 2,100m |
| ブロック別 | 三篠・祇園地区 |
| 作者による説明 | ＊＊絵の中 地獄の町から歩けぬ人々を はげまして？やっと三滝近くの線路土手にたどりつき 川向うの炎の町と川の死体は言葉や 絵でも？お伝えできそうもありません。己斐方面から歩いてこられた関西訛りの三二・三の立派な風格の男の人がそばに来て「ヒロシマは大変なことになったけども」「助かった今の命をどんな時にでも大切にするんだよ」と私達をはげまして下さり 「これをあげます。と云って私の水筒に自分で入れかえて下さいましたのは「サイダーでした」死体を前の生き地獄で見たこの人の姿は「み佛さまに思えました。ビスケットもたくさんいただき人の情に唯々嬉しく涙こぼれ今もいつの日かお礼を申し上げられることを念じつつ「ここで亡くなられた」人々に合掌 佐伯敏子 55才 「この二才の子は女 今元気でしょうか」 |
| サイズ（cm） | 28×40.5 |
| 展示の説明文 | 死者があふれる焼け跡で兵士から飲物をもらって励まされる女性 爆心地から約2,100m、三滝町 1945（昭和20）年8月6日 佐伯 敏子 |