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トップページ原爆の絵探している娘に与えるために用意したむすびとお茶を悲しい思いで食べる

原爆の絵

識別コード GE02-49
絵の内容 探している娘に与えるために用意したむすびとお茶を悲しい思いで食べる
作者名(カナ) 村上 美佐子(ムラカミ ミサコ)
作者名(英語) MURAKAMI Misako
当時の年齢 45歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/8(時刻)21:00頃
情景場所 高須
情景場所旧町名 古田町
情景場所現町名 西区古江
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
八月八日午後九時高須防空豪
娘長崎悦子を似の島や市内を探し、高須の妹のうちを尋ねた。人かげもなく、日は暮れ、しょんぼりと立ってゐたら、一家三人が原爆にあい、子供をなくした、若夫婦さんが、防空豪へ連れて行って下さった。
幅一間のかやが、奥深く、つって、多くさんの、人が寝て居られた。
私は一夜を、過さして、貰ひ、翌朝起きて、娘に、あたえる、むすび、お茶が、すっぱく、なってゐた。
それを悲しい思いで食べて今日の日を必死で探し歩いた。
七十五才 村上美佐子
サイズ(cm) 38×54
展示の説明文

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