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トップページ原爆の絵リヤカーに子どもを乗せて運ぶ婦人,海岸に並べられた負傷者

原爆の絵

識別コード GE02-15
絵の内容 リヤカーに子どもを乗せて運ぶ婦人,海岸に並べられた負傷者
作者名(カナ) 中島 ツルヨ(ナカシマ ツルヨ)
作者名(英語) NAKASHIMA Tsuruyo
当時の年齢 34歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)11:00頃
情景場所 広島陸軍軍需輸送統制部
情景場所旧町名 宇品町
情景場所現町名 宇品海岸三丁目
爆心地からの距離 4,790m
ブロック別 皆実・宇品地区
作者による説明 **裏
昭和二十年八月六日午前十一時頃
元陸軍運輸部内の有様
主人と長男が大手町で被爆され、私は宇品の軍隊の食糧納入の店に勤務そこえ、トラックで運ばれて来ました。二人共身体血まみれ、主人は宇品の病院、長男は似島に行けとの事で軍医さんに教えて貰い此の絵の如くリヤカーに乘せて、死者狂いで運輸部の構内を走り廻りました。
被爆者は海岸ばたにハダカ姿で水々と狂い乍ら塩水を海に入って呑んで居られた。私はリヤカーのバケツに二杯積んでいた水を皆差上げ我が子より重体の方が多くさんなので夜になっても島え渡る事は出来ないと聞いて急いで家は元宇品に実家があった為帰りました。それから田舎に入り養生して今は元気で務めて二人の子供の父となって居りますけど何時迄も元気で有りたいと思います。
(息子さん中国新聞キンム、現在息子夫婦とくらす)
中島ツルヨ (64才)
サイズ(cm) 36×25
展示の説明文

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