識別コード | SG-0776 |
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絵の内容 | 新兵さんの面会 面会室 |
作者名(カナ) | 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ) |
作者名(英語) | Seigo Nishioka |
当時の年齢 | 13歳 |
寄贈者名 | 西岡 誠吾 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | 1940年 |
情景場所 | 工兵隊 |
情景場所旧町名 | 白島北町 |
情景場所現町名 | 白島北町 |
爆心地からの距離 | 2070 |
ブロック別 | 4.基町・白島地区 |
作者による説明 | *絵中 面会室 面会が許可されると、ご両親と新兵の息子さんたちは、「衛兵詰め所」裏に隣接する「面会室」に入ります。 室内はテーブルが10数台設置されており、多くの面会者で賑わっていました。私たちは中央の空いたテーブルに座りました。 伯母は久しぶりに会う息子に近況を話しかけました。「今年のレモンはえ~のができたよ」「野菜は長雨でええのが出来んかった」「〇〇さんとこの娘さんは隣町にお嫁にいっちゃったんよ」等々機関銃のように休む暇なく話しかけます。新兵さんの息子さんは少し迷惑そうな顔をしていました。 私は伯母の話に興味がなく退屈になってきました。 「面会室」を見渡すと、「支那事変の戦利品展示コーナー」がありました。早速展示コーナーの傍に行き展示品を眺めました。 展示品は支那兵が使用していた戦闘服、銃、刀などでした。一番興味があったのは「青龍刀」でした。 「青龍刀」は重量感があり、日本軍将校が携帯している「サーベル」と闘えば、「青龍刀」が「サーベル」を弾き飛ばすでしょう。 「青龍刀」を振り回す大男の支那兵を想像して恐怖を覚えました。でも「日本兵は強いんだ」と自分に言い聞かせしました。 |
サイズ(cm) | 42×29.7 |
展示の説明文 |