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トップページ原爆の絵新兵さんの面会 衛兵詰所

原爆の絵

識別コード SG-0775
絵の内容 新兵さんの面会 衛兵詰所
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1940年
情景場所 工兵隊
情景場所旧町名 白島北町
情景場所現町名 白島北町
爆心地からの距離 2070
ブロック別 4.基町・白島地区
作者による説明 *絵中
衛兵詰所
我が家では、毎週土曜日の夜は息子の面会のため3~5人の伯父や伯母が一泊して賑やかでした。旅館の様で母は食事や寝具の準備で大変でした。
ある日、伯母に連れられて工兵隊に面会に行きました。新兵さんは私にとっては従兄です。
兵営の正門をくぐり左手の「衛兵詰め所」で面会者を告げて許可を得ます。この「衛兵詰め所」の真ん中には1人の上官がテーブルに構えて面会など全体を仕切っていました。何だか恐ろしい顔をしていました。その他数人の兵士がいました。
面会を申し出ると、記録を取る兵士、電話で面会を告げる兵士がテキパキと動いていました。
暫くすると新兵さんが「衛兵詰め所」に来て、大きな声で「〇〇二等兵面会に参りました」と言い、上官の「よしッ」の声でご両親の傍に行きます。新兵さんの声が小さいと何度でもやり直されます。
ご両親は久しぶりに会う我が息子を見て「立派になったのう」と言って頭の先から足元まで何度も眺めていました。
サイズ(cm) 42×29.7
展示の説明文

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