識別コード | SG-0720 |
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絵の内容 | 被爆後を生きる女6 家を建ててもらう |
作者名(カナ) | 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ) |
作者名(英語) | Seigo Nishioka |
当時の年齢 | 13歳 |
寄贈者名 | 西岡 誠吾 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | 広島駅付近 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | *絵中 被爆後を生きる女 6家を建ててもらう 金田さんのおばちゃんから聞きました。 児島さんのおばちゃん、お姉ちゃん、ミヨちゃんの三人は一家心中を考えていましたが、可愛いミヨちゃんを道ずれにすることができません。 お姉ちゃんは”革ジャンの男”に泣きついて広島駅近くにバラックを立ててもらって住み始めました。 被爆直後のバラックは焼け跡から拾い集めたトタンで作った粗末なものですが、”革ジャンの男”が建てたバラックは家の形をした建物でした。屋根は焼け跡から集めた瓦、壁は土壁、窓にはガラスがついています。 この家は”革ジャンの男”の家です。 ”革ジャンの男”が来たときは、おばちゃんとミヨちゃんは出て行くことになっています。 雨や風の日、暑い日、寒い日もおばちゃんとミヨちゃんは”革ジャンの男”が出ていくまでは帰れません。焼け野原の街には身を寄せるところはありません。 ”革ジャンの男”は「女の代わりはいくらでも居る」と言う。 お姉ちゃんは”革ジャンの男”の機嫌を損なわないように接していました。 私は”革ジャンの男”が嫌で、二度とミヨちゃんとは会っていません。 *別紙 悲しい戦後の出来事です。 児島さんの可愛いミヨちゃんは幸せな人生を送ったことと信じています。 |
サイズ(cm) | 42×29.7 |
展示の説明文 |