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トップページ原爆の絵朋ちゃんの思い出4 柳川商店

原爆の絵

識別コード SG-0704
絵の内容 朋ちゃんの思い出4 柳川商店
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時
情景場所 西白島町
情景場所旧町名 西白島町
情景場所現町名 東白島町
爆心地からの距離 1400
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 *絵中
朋ちゃんの思い出 4柳川商店
柳川商店の中は、薪、木炭、練炭などが高く積み上げていました。
店の中央には自動車のガソリンを注油するガソリンスタンドが置かれていました。
自動車が来ると朋ちゃんのおじちゃんが、ガソリンスタンドのハンドルを手動で回して下部のガソリンタンクから上部の透明な計量タンクに汲み上げます。自動車の運転手が計量目盛りを確認後、落差でガソリンを注油します。私は珍しいので何度も見ました。
父は何時も朋ちゃんの店でガソリンを注油していました。山陰地方など遠距離を運転する時は5ガロン缶(18リットル缶)を2~3缶積んでいました。道中にはガソリンスタンドが少ないからでした。
柳川商店では「質屋」もしていました。近所の方は「質屋」に出入りすることは恥ずかしいので、母は頼まれて「質屋」の出入りをしていました。
やつれたおばちゃんが着物の包を持って来て母に「主人が酒を飲んで困るんです。これを質に入れてください」と泣きそうな顔をしていました。

昭和石油

*別紙
柳川商店
朋ちゃんの家の庭には大きな白い蔵がありました。天気の良い日は扉が開き、中にはタンスや木箱などが沢山ありました。質に入れたものでした。
サイズ(cm) 42×29.7
展示の説明文

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