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トップページ原爆の絵兄の赤紙と父2 即日帰郷

原爆の絵

識別コード SG-0698
絵の内容 兄の赤紙と父2 即日帰郷
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945年春
情景場所 西白島町 自宅
情景場所旧町名 西白島町
情景場所現町名 東白島町
爆心地からの距離 1400
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 *絵中
兄の赤紙と父 2即日帰郷
長兄が出征した日の夕食の食卓は、家族が4人になり、長兄が居ないと大きく穴が開いたようで少し寂しい気持ちでした。
「お兄ちゃんは軍隊で夕食を食べているかな、どんな食事かな」と長兄の話題でにぎやかでした。何故か父はあまり喋らなかった。
夕食が済むと父は2時間ぐらい外出しました。また隣組の組長会議に行ったと思っていました。帰宅した父は母と真剣な顔をして小声で話していました。
夜の11時頃、長兄が「ただいま」と言って帰ってきました。私はおどろきました。入営して何があったのか心配になりました。
どうやら、徴兵検査で「丙種不合格」即ち兵役に耐えられないと判定され「即日帰郷」を命じられました。
長兄は何事も無かったように翌日から学校に行きました。両親はご近所の方に申し訳ない気持ちで接していました。
サイズ(cm) 42×29.7
展示の説明文

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