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トップページ原爆の絵我が家の前で機銃掃射を受ける警防団のおじさん

原爆の絵

識別コード SG-0672
絵の内容 我が家の前で機銃掃射を受ける警防団のおじさん
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945年頃
情景場所 自宅前
情景場所旧町名 西白島町
情景場所現町名 東白島町
爆心地からの距離 1400
ブロック別 4.基町・白島地区
作者による説明 *別紙
「機銃掃射」
1945年(昭和20年)春頃だったと思います。警防団のおじさんが自転車に乗り、メガホンを使って「敵機来襲、敵機来襲・・・・」と大声で叫んでいました。
その時、アメリカ軍艦載機グラマン戦闘機が大きな爆音と共に急に高度を下げて「バリッ、バリッ、バリッ・・・・・」と機銃掃射をしてきました。防空壕に居た両親と私は我が家が壊れたかと思うほど恐怖を感じ震えあがりました。
警報が解除になって外に出ると、先ほど「敵機来襲」を叫んでいたおじさんが我が家のガレージ内に身を潜め青い顔をしていました。
家の前の道路のアスファルトが機関銃の弾で数か所削れていました。父は側溝内に転がった機関銃の弾を拾い集めて「巡査」の所に持って行きました。
「巡査」は「これで全部か」「よしッ」「隠し持っていたら承知しないぞ」(宣伝ビラを拾って届けた時も同じ対応を受けます)

我が家の前で機銃掃射を受ける警防団のおじさん
サイズ(cm) 13.1×22.7
展示の説明文

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