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トップページ原爆の絵「巡査」の暴力

原爆の絵

識別コード SG-0667
絵の内容 「巡査」の暴力
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時
情景場所 白島小学校
情景場所旧町名 東白島町
情景場所現町名 東白島町
爆心地からの距離 1400
ブロック別 4.基町・白島地区
作者による説明 *別紙
戦時中の「巡査」は〝泣く子も黙る”と言われ、子供心に大変怖い存在でした。悪いことをすると「巡査に言うよ」と脅されていました。

「「巡査」の暴力」
数日後、級友のお兄さんはT君が「巡査」に叩かれる現場を一部始終見ていたので、その話を聞きました。そのお兄さんは校長室の隣の6年生の教室で、窓が開いていたのでよく見えたそうです。
校長室の入り口が廊下と繋がる広場で、「巡査」が剣道の竹刀でTくんの尻を思いきり叩いていました。その都度痛みに耐えながら悲鳴を上げていました。
傍には、校長先生が無言で立っていました。その反対側にはTくんのお母さんが土下座をして「許してください、許してください・・・」と大声で泣きながら何度も頭を下げていました。
「巡査」は叩くたびに声を荒げて「誰に言われてやったんか」を繰り返していました。するとTくんは「誰にも言われんかったです」と言えば「何ッ」と言って又力を込めて叩く、を繰り返していました。その時は何を自白させようとしたのか分かりませんでした。とても恐ろしい30分でした。
サイズ(cm) 12.8×17.5
展示の説明文

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