トップページ原爆の絵芸備線の汽車で家に向かう負傷者たち。多くの人が到着までに亡くなった。
識別コード | NG089 |
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絵の内容 | 芸備線の汽車で家に向かう負傷者たち。多くの人が到着までに亡くなった。 |
作者名(カナ) | 小田 貞枝(オダ サダエ) |
作者名(英語) | Sadae Oda |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6~8/8 |
情景場所 | 矢賀から庄原方面に向かう芸備線の汽車の中 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 昭和20年.8月6.7.8. 広島より被爆者を乗せて、それぞれの家族のもとへ帰る途中の汽車の中はさながら生地獄の様でした 水を下さいと呼び止められましたが、どうもすることが出来ない状態で大勢の人が到着する迄に亡くなられました。 一生涯忘れることはなく頭にこびりついていることでしょう。 自力では立ち上がる事さえ出来ない人ばかりでした。衣服の花柄の模様が皮膚と一緒にはげて下へぶら下がっていたのも痛々しい思いでした。 翌8月6日被爆とは夢にも思わず前夜5日に最終便で灯火管制の広島駅をあとにしました。あと何時間かで命を失うところ助かってよかったネ、命拾いをしたネ、とよく人に云われましたが、生きてこの惨事を後世に伝える様にと原爆から逃がれる事になったと思い是非二度とこんな事が起こらない様に後世に伝えたいと思ってペンを執りました。 汽車の中の風景です。 各車輌も全部被爆者で一ぱいでした。 通路 |
サイズ(cm) | 18.2×25.6 |
展示の説明文 |