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トップページ原爆の絵川原に集められて火葬される死体、焼くにおいをかぎながら食事をし、死体とともに寝起きする

原爆の絵

識別コード GE43-18
絵の内容 川原に集められて火葬される死体、焼くにおいをかぎながら食事をし、死体とともに寝起きする
作者名(カナ) 佐伯 綾子(サエキ アヤコ)
作者名(英語) Ayako Saeki
当時の年齢 44歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/8頃(時刻)12:00頃
情景場所 白島九軒町の土手上
情景場所旧町名 白島九軒町
情景場所現町名 白島九軒町
爆心地からの距離 1,900m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵の中
原爆の繪(一)
八月八日頃(原爆投下二日後)白島九軒町の土手上正午頃の様相
にぎつ神社焼跡
原爆投下後一番はじめにこの神社のてっぺんから燃え出した
肉親の遺体を運ぶ人たち
ときわ橋
川底に沈む死体
死体が流出しない様に橋けたにくヽりつけてゐる
神田橋
鉄道 至横川
炎天の中まだ生きてゐて樹につながれた馬
背中の皮と肉がはがれてたヽけばポンゝと音がする
折れ曲った樹々 死んだ人はすでに屋外に出された
三日後急護された診療所
この死体をやく匂ひをかぎながら拾ってきた石に流木をのせ食卓として隣人たちと配給のにぎり飯をたべた
死体と共に六日間寝起きました
河原に運ばれた死体
正午頃になるときまった様に死体をやき始める
プンゝと流れてくる死体を焼く匂い
井戸端からとりあえず寄せ集めた死体
家の下敷となり生きながら火葬にされたAさん夫婦二日間もくすぶった
このポンプの水で私たちと渇きを忘れた
ポンプの水を求めてたどりつき死んで行った人たち
三日間燃え続けた某酒造場
虫の息の兵隊
焼け跡に残る物置きの中の兵隊たち
八日の夕これより兵隊も軍のタンカで運ばれ連れに帰られた
至神田橋
八月六日朝
この道を何百何千の人たちが頭から灰をかぶり顔も背中も皮ががむけはだかにボロをさげた姿でえんゝと続いたのである
**裏
73才 佐伯綾子
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文

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