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トップページ原爆の絵背中にハエがたかった人々、防火用水槽の死人、日没後、水を求めてさまよい出てくる被爆者

原爆の絵

識別コード GE10-42
絵の内容 背中にハエがたかった人々、防火用水槽の死人、日没後、水を求めてさまよい出てくる被爆者
作者名(カナ) 吉野 豊子(ヨシノ トヨコ)
作者名(英語) YOSHINO Toyoko
当時の年齢 21歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(昭和49、50年収集)
情景日時 1945/8/8~8/10
情景場所 土橋、塚本町、皆実町
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
土橋町にて、道ゆく人の背中には、まっ黒く、ハエがたかり、口を開けると、ハエが飛びこんでくるほど、異常にハエが発生していた。
八月八日、午前十時頃塚本町にて、被爆直後、水を求めて防火用水にはいった人が息耐え、硬直して、力いっぱい腕や足や首をひきつらせそのままの姿で立っている。中の一人は、ブヨブヨとからだがふくれ、その為か、防火用水の外に出していた。そんな人々を兵隊さんが収容して歩いていた。
八月十日、現在皆実町旧被服省付近で、日中は、日ざしが強いため、焼傷がいたむのでかくれている被爆者が、日没とともに破裂した鉄管の水を求めてさまよい出てくる。暑さと傷の為、衣服は全くまとっておらず傷口からは、焼傷のうみや水がたれ、赤黒く変色していた。
防火用水
**裏
吉野豊子
**実態調査
川にも死人がたくさん流れていた。(体がパンパンに腫れ、手や足がまっすぐのびきっていた)
サイズ(cm) 38.5×54
展示の説明文

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