識別コード | SA036-2 |
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写真タイトル | 広島赤十字病院(本館正面) |
撮影者(カナ) | 川本 俊雄(カワモト トシオ) |
撮影者(英語) | Toshio Kawamoto |
提供者(カナ) | 川本 祥雄(カワモト ヨシオ) |
提供者(英語) | Kawamoto Yoshio |
撮影日時 | 1945年10月頃 |
撮影場所 | 千田町一丁目 |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
爆心地からの距離(m) | 1480 |
説明 | 広島赤十字病院(本館正面)。 東から西に向かって。本館を正面から見た全景。手前瓦礫の部分(門まで)は現在は千田町電車通りの電車が通る部分にあたる。爆心地からほぼ35度の角度からの爆風を受けた窓枠は、一様に建物の方へ押し込められ、ガラスは吹き飛ばされた。玄関の上と右脇の柱にまっ白い赤十字旗が下げられ、直後から多くの一般被爆者や、陸軍病院であったため被爆した多くの軍関係者も集まった。医師達は乏しい医薬品で治療にあたったがすぐに備蓄は底をついた。また、入り口右通用門の上には「RED-CROSS HOSPITAL..HIROSHIMA JAPAN」の英語の看板も上げられ、占領下にあることを物語っている。1993年4月この建物は解体されたが、爆風が吹き抜けた跡をとどめた本館3階北北西側手術室の窓枠と階段室のガラスの食い込んだ壁面が切り取られ「広島市被爆建物等保存・継承事業実施要綱」の適用1号として正面南東側に移築されモニュメント保存された。 |