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トップページ写真広島県商工経済会屋上から南東方向

写真

識別コード RA-128
写真タイトル 広島県商工経済会屋上から南東方向
撮影者(カナ) 林 重男(ハヤシ シゲオ)
撮影者(英語) Shigeo Hayashi
提供者(カナ) 広島平和記念資料館(ヒロシマヘイワキネンシリョウカン)
提供者(英語) Hiroshima Peace Memorial Museum
撮影日時 1945/10/05
撮影場所 基町
ブロック別 基町・白島地区
爆心地からの距離(m) 260
説明 広島県商工経済会屋上から南東に向って。
手前中央から左斜に広島電鉄路面電車軌道、右に最初の路地までのブロックは猿楽町、右に細工町、上二つ目の通りが大手町通り。上部南北に大手町電車通りの非木造建物群。左から全壊した大同生命広島支店、芸備銀行本店、住友銀行広島支店(玄関右側の階段に[人影の石]。-現在広島原爆資料館で収蔵・展示)、千代田生命広島支社、安田生命広島支店、三井物産広島出張所、農林中央金庫広島支所、広島中央電話局、三和銀行広島支店、袋町国民学校(被爆直後、生徒や教師が校舎の壁に書き残した伝言メモが菊池俊吉氏のフィルムに記録されてあった。2000(平成12)年校舎の一部を保存し解体された)、明治生命広島支店、広島富国館。画面中央右端が爆心地(島病院)、右中央付近が西警察署。後の山は左から比治山、黄金山。
林重男(当時27歳)は、原子爆弾災害調査研究特別委員会が編成する調査団に物理班のスチールカメラマンとして参加。残留放射能の脅威がささやかれる中、10月1日から10日まで、広島で撮影を行った。たった一発の爆弾で起こった広島の惨状を伝えるため、爆心地から260mの広島県商工経済会(現在の広島商工会議所)展望楼から16カットに分け、360度パノラマを撮影した。そのうちの1コマ。

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