識別コード | RA-123 |
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写真タイトル | 広島県商工経済会屋上から西方向 |
撮影者(カナ) | 林 重男(ハヤシ シゲオ) |
撮影者(英語) | Shigeo Hayashi |
提供者(カナ) | 広島平和記念資料館(ヒロシマヘイワキネンシリョウカン) |
提供者(英語) | Hiroshima Peace Memorial Museum |
撮影日時 | 1945/10/05 |
撮影場所 | 基町 |
ブロック別 | 基町・白島地区 |
爆心地からの距離(m) | 260 |
説明 | 広島県商工経済会屋上から西に向って。 手前右に全壊した広島電鉄櫓下変電所。原爆投下の照準点になったT字の相生橋は、強い爆風と爆圧により欄干のほとんどを破壊され、車道と歩道の間に亀裂が生じ、広島電鉄路面電車軌道にもずれを生じた。 中央左から全焼全壊した本川国民学校講堂の鉄骨、本川国民学校校舎(大きな被害を受けながらも翌日からは臨時救護所として被害者を収容、翌年2月からは外部だけになった校舎で授業も再開された)、間に奉安殿。上方には光道学校、右奥に広島中央電話局西分局。 林重男(当時27歳)は、原子爆弾災害調査研究特別委員会が編成する調査団に物理班のスチールカメラマンとして参加。残留放射能の脅威がささやかれる中、10月1日から10日まで、広島で撮影を行った。たった一発の爆弾で起こった広島の惨状を伝えるため、爆心地から260mの広島県商工経済会(現在の広島商工会議所)展望楼から16カットに分け、360度パノラマを撮影した。そのうちの1コマ。 |