トップページ写真「原子爆弾放射能傷」(皮膚出血斑、口内炎、脱毛、死直前)の兵士
識別コード | HP135 |
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写真タイトル | 「原子爆弾放射能傷」(皮膚出血斑、口内炎、脱毛、死直前)の兵士 |
撮影者(カナ) | 木村 権一(キムラ ゴンイチ) |
撮影者(英語) | Gonichi Kimura |
提供者(カナ) | 広島平和記念資料館(ヒロシマヘイワキネンシリョウカン) |
提供者(英語) | Hiroshima Peace Memorial Museum |
撮影日時 | 1945/09/03 |
撮影場所 | 広島第一陸軍病院宇品分院(陸軍船舶練習部) |
ブロック別 | 皆実・宇品地区 |
爆心地からの距離(m) | 4160 |
説明 | 「原子爆弾放射能傷」(皮膚出血斑、口内炎、脱毛、死直前)の兵士(当時21歳)。爆心地から1㎞歩兵第一補充隊(中国第104部隊)の木造家屋内で被爆。背、右肘、右側腹部に切創を受け、隊で治療を受けた。8月18日頭髪の脱毛に気づく。8月29日歯ぐきから出血し、皮下溢血斑に気付いて30日に入院した。31日夕刻より発熱。9月1日咽頭痛、嚥下痛が激しくなり、歯ぐきからも出血。溢血斑は、上半身、顔面に多発した。9月2日意識障害を生じてうわごとを言うようになり、9月3日21時30分に死亡した。この写真は、亡くなる2時間前に撮影されたという。 撮影者の木村権一は、東京帝国大学都築正男博士より放射性障害で死亡するものを重点的に写真撮影するよう依頼され博士に同行、負傷者の撮影を行った。たくさんの負傷者を回ったが、中には撮影中に死んでいくものもあったという。 |