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雑誌

識別コード Z0051.3S0540817
書名 世界 2024.1
巻数 第977号
著者
出版者 岩波書店
出版地 東京
出版国 日本(JP)
出版年 2024/01/01
言語区分 日本語 jpn
頁数 311, 32p
大きさ (cm) 21
ISSN 0582-4532
目次 特集1 ふたつの戦争、ひとつの世界

インタビュー ガザ、人類の危機――それでも守るべき価値とは
 中満泉(国連事務次長、軍縮担当上級代表)、聞き手=国谷裕子(ジャーナリスト) 36

国際法と学問の責任――破局を再び起こさないために 根岸陽太(西南学院大学) 44
この人倫の奈落において――ガザのジェノサイド 岡真理(早稲田大学) 52
イスラエルの焦り――この戦争に終わりはくるのか? 錦田愛子(慶応義塾大学) 60
正義論では露ウ戦争は止められない
 ――ウクライナからカラバフへ、拡大する戦争 松里公孝(東京大学) 68

対談 2024年の世界と日本
 田中均(元外務審議官)×佐橋亮(東京大学) 81

「ふたつの戦争」と米国の世界戦略 菅英輝(九州大学名誉教授) 90
宝塚の悲劇 何がカナリアを追いつめたのか 川崎賢子(文芸評論家) 20
大川原化工機「冤罪」事件の深層――警視庁公安部で何が 石原大史(NHK) 136

新連載
最後は教育なのか?第1回「お花畑」は現実化する――仁平典宏さんに聞く 武田砂鉄(ライター) 12

世界の潮
岸田減税が不人気な理由 吉弘憲介(桃山学院大学) 206
性同一性障害特例法 違憲決定の意義 木村草太(東京都立大学) 211

特集2 ディストピア・ジャパン

人間であることが困難な世界で 松村圭一郎(岡山大学) 156

インタビュー
反社会的で、善なるもの――いま小説を書くということ
 桐野夏生(作家)、聞き手=前川仁之 160

インタビュー
入管はなぜ姉を同じ人間として扱ってくれなかったのか――ウィシュマさん死亡事件の真相を求めて
 ワヨミ/ポールニマ、聞き手=伊藤詩織 166

さよなら、ジャニーズ。さよなら、テレビ。――見えない再生の糸口 林香里(東京大学) 172

新シリーズ
スケッチ カメレオン通り 多和田葉子 10
夜店 歴史学は世界を変えることができるか 松沢裕作(慶応義塾大学) 188

事故と故事のあいだ――膨張する中国のナラティブ戦略 福嶋亮大(文芸批評家) 102
植民地主義者とはだれか――台湾とパレスチナのいまを貫く問い 駒込武(京都大学) 112
国家が国籍を奪う――英国の経験 柄谷利恵子(関西大学) 123
『心的外傷と回復』について 阿部大樹(精神科医) 180
意見が嫌われる時代の言論 大澤聡(批評家) 26

最終回
再録・大江健三郎のことば 第6回「持続する志」「再び持続する志」
 大江健三郎 解題=山本昭宏 232

新連載
〈小さな物語〉の復興――「フランケンシュタイン」をよむ 第1回 戦争 小川公代(上智大学) 247

本との出会い
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 新城和博(編集者) 260
本とチェック 第8回 詩人とその父をめぐる時間旅行(上) 金承福(「クオン」代表) 263
取るに足らない「茶飯」が積み上げたもの
 ――湯澤規子「焼き芋とドーナツ」 富永京子(立命館大学) 266

連載
最終回 ブラック・ミュージックの魂を求めて 第6回
 未来に向けて再構築されるルーツ 中村隆之(早稲田大学) 276
「拉致問題」風化に抗して 第7回 日本人拉致が北朝鮮にもたらしたもの(その3)
 蓮池薫(新潟産業大学) 215
隣のジャーナリズム ノンフィクションと「私」 井澤理江(ジャーナリスト) 133
ボナエ・リテラエ――私の読書遍歴 第7回 『キリスト教の絶対性と宗教史』
 森本あんり(東京女子大学長) 268
脳力のレッスン(259)21世紀・未来圏の日本再生の構想(その2) 寺島実郎 226
片山善博の「日本を診る」(170)埼玉県子ども放置禁止条例案から窺える地方議会の形骸化
 片山善博(大正大学) 152
「変わらない」を変える 第8回 政治は「愛と希望」を語れるか 三浦まり(上智大学) 222
滅びゆく日本、再生への道 第4回「豊かな国」から転げ落ちた背景 星浩(ジャーナリスト) 286
気候再生のために 第20回 食料システムの変革が私たちの食を守る 高村ゆかり(東京大学) 298
日本語のなかの何処かへ 第10回 この名にちなんで 温又柔(作家) 294
沖縄という窓――沖縄を二度と戦場にしない 松元剛(琉球新報) 284
ドキュメント激動の南北朝鮮 第317回(2023・10~11) 編集部 302
記憶をもった鏡――奥山由之「windows」 戸田昌子(写真史家) 
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人) 308
アムネスティ通信 101
読者談話室 310
編集後記 312
各号備考

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