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トップページ雑誌原爆文学研究 15

雑誌

識別コード Z0905.3G0090016
書名 原爆文学研究 15
巻数 15
著者 原爆文学研究会
出版者 花書院
出版地 福岡
出版国 日本(JP)
出版年 2016/08/31
言語区分 日本語 jpn
頁数 217
大きさ (cm) 21
ISSN 978-4-905324-44-7
目次 ◆批評―articles
東村岳史 被爆体験と「平和利用」
―「“だからこそ”の論理」と個性の生き方 3
波潟剛 アフリカ・広島・阿部知二
―ヒューマニズムと原爆文学 20
◆特集 国際会議:核・原爆と表象/文学
―原爆文学の彼方へ―
川口隆行 特集にあたって 33
【セッション1 移動する原爆―文学】
島村輝 「投下する」側の「記憶」
―2015年・日本からの再検証 39
斉藤一 核時代の英米文学者
―Hermann Hagedorn, The Bomb that Fell on America
(1946年)の日本語訳(1950年)について 50
松永京子 ジェラルド・ヴィゼナーの『ヒロシマ・ブギ』
における原爆ナラティヴの軌跡
―大田洋子と「ネイティヴ・サヴァイヴァンズ」をめぐってー 61
【特別講演】
シャマン・ラポガン 大海に浮かぶ夢と放射能の島々 61
(李文茹 訳)
―文学者と民族運動家のはざまにいる者の幻想― 
【セッション2 原爆を視る】
野坂昭如 原爆写真というメディア〈詩〉 86
紅野謙介 「キノコ雲」と隔たりのある眼差し 101
―戦後日本映画史における〈原爆〉の利用法
マイケル・ゴーマン 核の不安から核の無関心へ 112
(永川とも子 訳)
―アメリカの大衆文化における核イメージの変容―
【セッション3 冷戦文化と核】
アン・シェリフ 核と自由 127
―1960-1970年代の日米における公民権/反戦/反核運動―
山本昭宏 「核のカサ」の下の「理想」と「現実」 136
―1963~67年の論壇での議論を中心に―
林泰勲 1960年代韓国の原子力プロパガンダにおける『学生科学』の位置 148
(林慶花 訳)
◆書評―book reviews
◆特集 ブックレビュー「戦後70年」
 特集 ブックレビュー「戦後70年」について 158
永川とも子
ジム・ゴバット著
『原爆 1938~1950年―いかに物理学者たちは、世界を残虐と恐怖へ導いていったか?』 159
小沢節子 
堀川惠子著
『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年』 163
高橋由貴 
柿木伸之著
『パット剝ギトッテシマッタ後の世界へ―ひろしまを想起する思考』 167
茶園梨加 
村上陽子著
『出来事の残虐―原爆文学と沖縄文学』 171
畑中佳恵 
中尾麻伊香著
『核の誘惑―戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現』 175
水溜真由美 
直野章子著
『原爆体験と戦後日本―記憶の形成と継承』 180
伊藤詔子
柴田優呼著
『“ヒロシマ・ナガサキ”原爆神話を解体する―隠蔽されてきた日米共犯関係の原点』 184
高山智樹
山本昭宏著
『核と日本人―ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』 189
黒川伊織
四條知恵著
『浦上の原爆の語り―永井隆からローマ教皇へ』 193
四條知恵
福間良明著
『「戦跡」の戦後史―せめぎあう遺構とモニュメント』 197
東村岳史
岡村幸宣著
『《原爆の図》全国巡回―占領下、100万人が観た!』 201
柿木伸之
能登原由美著
『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』 207
◆エッセイ―essays
中野和典 イメージのネットワークを問いなおす―「元寇」と『黒い雨』 211
◎語彙 217
各号備考

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