識別コード | Z0051.4S0480755 |
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書名 | 世界週報 臨時増刊号 1991.3.10 |
巻数 | 72巻9号通巻3501号 |
著者 | |
出版者 | 時事通信社 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 1991/03/10 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 178 |
大きさ (cm) | 26 |
ISSN | 0911-0003 |
目次 | Ⅰ 巨大帝国の揺らぐ権力基盤 対談・激震に鳴動するソ連-ゴルバチョフの命運と領土問題を展望する 木村汎/秋野豊 8 ソ連の権力機構-民主化のために大統領大権握るその矛盾 皆川修吾 16 民族運動の武力弾圧-全土がキリモミ状態に突入しようとしている 宇多文雄 22 避けられぬ"帝国"の崩壊-ゴルバチョフの命運を決する軍事力での連邦維持 西村文夫 26 ゴルバチョフ VS エリツィン-両者の対決は決定的な局面を迎えたようだ 中沢孝之 30 ソ連軍の実態-大激動のあおりで"少数非精鋭軍"に成り下がる 完倉寿郎 34 クーデターの可能性はあるか-軍は政治を握るまいが大衆暴動は起こり得る 木村明生 40 シェワルナゼ辞任劇の真相-「独裁到来」と警告したその意味は何か 名越健郎 44 ノーメンクラツーラの昔と今-"赤い貴族"は食糧不足もどこ吹く風 木村明生 48 Ⅱ 瀕死の経済はよみがえるか 難航する経済ペレストロイカ-改革を阻むこれだけの理由とその処方箋 森信茂樹 52 動かぬ市場経済への移行-浮上はできるのか沈みいく巨大タンカー 大津定美 58 食糧危機はなぜ起こる-流通、清算、労働に難関があっては不足も当然 柴崎嘉之 64 経済に占める資源の地位-羨望すべき資源大国は世界の主役になれる 金田辰夫 68 膨大な地下経済-闇のマフィア・セクターがまかり通っている 森本忠夫 72 Ⅲ 文化・風土・民族を点描する 対談・混乱期のソ連知識人-文学者よ"ペンの戦線"から離脱するなかれ 原卓也/中本信幸 82 ロシア人の民族的特性は-この国民性では経済の悪化も無理はない 寺谷弘壬 88 グラスノスチの推進-「雪どけ」、「凍てつき」、そして「春」は来たが 安井侑子 94 ソ連の日本知識度を探る-万葉集から現代まで研究が進んでいる 加固寛子 98 ソ連市民の暮らしぶり-SF世界のごとくに摩訶不思議な感覚 松浦信子 102 Ⅳ 北方領土返還の扉は開くか 領土返還問題への対処-力関係が日本有利なのだから静観すべきである 木村汎 108 領土東京交渉の行方は-訪日成功には政経不可分論の否定が必要 ウラジーミル・ツベトフ 114 大統領訪日への期待と疑問-領土問題を解決すればゴルバチョフは強くなる コンスタンチン・サルキソフ 118 大統領の"返還能力"を問う-ゴルバチョフを制約する地方の"下剋上" 荒井信雄 122 北方領土めぐる外交小史-日ソは恨みなしの関係に立ち返られるか 佐藤紀久夫 126 四島返還論はこうして確定した-冷戦と国内政治にほんろうされた主張の変遷 和田春樹 132 最近の日ソ関係史&北方領土めぐる発言録 138 Ⅴ 日ソ経済関係のあるべき姿 日ソ経済関係の実情と展望-冬の時代を乗り越える新アプローチが必要だ 小川和男 142 ソ連極東の開発と日本の協力-リスクと成功が紙一重の段階にある 鈴木啓介 148 Ⅵ 極東ソ連軍にどう対処する ソ連の極東政治・軍事戦略-西方を固めて東方に乗り出す態勢 滝沢一郎 154 極東ソ連軍の素顔-兵力量は削減しても質を強化している 乾一宇 158 ソ連軍の侵攻ありせば-自衛隊はこう対処するが難問は山積している 防衛庁ソ連専門家 164 ソ連は脅威か脅威でないか -どうして脅威がなくなったと言えるのか 田久保忠衛 170 -今こそ「ソ連脅威症候群」と決別するときだ 前田哲男 ソ連を知るための時事通信社の本 78 |
各号備考 | [臨時増刊号]ソ連大乱とゴルビー来日 |