識別コード | Z0051.3S0540723 |
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書名 | 世界 2016.6 |
巻数 | 第883号 |
著者 | |
出版者 | 岩波書店 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 2016/06/01 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 319 |
大きさ (cm) | 21 |
ISSN | |
目次 | 特集 死の商人国家になりたいか 【インタビュー】 いまこそ軍縮の理念を語れ──武器を輸出しない国というプライド 河野洋平 (元衆議院議長) 72 【方向転換を】 武器輸出とアベノミクスの破綻──課題先進国日本の誤った選択 小野塚知二 (東京大学) 79 【ルポ】 国策化する武器輸出──防衛企業関係者は何を思うか 望月衣朔子(東京新聞)90 【中東から】 死の商人はどこから来る?──イラクの現実と軍需産業 高遠菜穂子 (イラクホープネット) 100 【座 談 会】 メイド・イン・ジャパンの武器はいらない 江田正雄(元東芝社員)×杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク)×満田夏花(FoEJapan) 107 【政治的判断の行方】 オーストラリアの潜水艦新造計画と新興軍需大国・日本──安全保障政策か産業政策か 杉田弘也(神奈川大学)【執筆者からのメッセージ】 116 【最後の歯止めが失われる】 悪魔の成長戦略──民意が変質させられる前に 古賀茂明(神奈川大学) 124 【軍需産業の地殻変動】 国際テロの巣窟の街で眺めた素顔の軍産複合体 谷口長世(国際ジャーナリスト) 129 【戦力は、これを保持しない】 憲法への裏切り行為──死の商人の国にだけはなるな 小山内美江子(脚本家)138 世界の潮 ●パナマ文書が浮き彫りにしたオフショア・ヘイブンの秘密世界 合田寛(公益財団法人政治経済研究所理事)20 ●核セキュリティサミット──民生用プルトニウムの行方 松久保肇(原子力資料情報室)25 ●障害者差別解消法の制定──実効化に向けて 中西正司(ヒューマンケア協会)29 ●朝鮮学校無償化排除と三・二九文科大臣通達 佐野通夫(こども教育宝仙大学) 33 “寸止め”の違憲論 どう読み、どう考えたか──藤田宙靖『覚え書き――集団的自衛権の行使容認を巡る違憲論議について』に接して 樋口陽一(憲法学者) 141 緊急事態条項 大震災と憲法──議員の任期延長は必要か? 高見勝利(上智大学) 149 来日言行録 ホセ・ムヒカ大いに語る 伊高浩昭 インタビュー ムヒカを生んだ国の前史を語る──小国を支配した軍事独裁 オスカル・ボティネリ(政治アナリスト)、聞き手=飯島みどり(立教大学教員) 258 ヨーロッパ戦後最大の危機 ドイツは難民問題を解決できるか――市民社会の「歓迎する文化」vs台頭する極右排外主義 梶村太一郎(ジャーナリスト) 271 NYからの報告 「テロとアメリカ」最前線──ムスリム監視プログラムに対するアメリカの司法判断 井桁大介(弁護士) 207 対談 伊勢神宮と国家儀礼──その歴史と政治をめぐって 島薗進(宗教学者)×ジョン・ブリーン(国際日本文化研究センター) 197 破局の前に 川内原発をこのまま動かしていいのか──裁判官は自然の警告に耳を傾けよ 海渡雄一(弁護士) 162 スクープ 新資料・沖縄核密約──有事の核持ち込みは米国の「権利」 春名幹男(早稲田大学客員教授) 55 特別対談 拉致と日本人 辛淑玉×蓮池透 41 記録! ユニクロSLAPP裁判の顛末──メディアは萎縮していないか 横田増生(ジャーナリスト) 220 新たなネットワーク 日本版イノセンス・プロジェクトの設立をめぐって──新たな冤罪事件支援の試み 笹倉香奈(甲南大学) 229 座談会 「クスリがやめられない」が言える社会を目指して 松本俊彦(精神科医)×近藤恒夫(日本ダルク)×田代まさし(元タレント) 238 ルポ 石綿汚染列島──救済法から10年、“死の棘”が広げた被害を問う責任の所在 加藤正文(神戸新聞) 246 ルポ 香港 脆弱な「一国二制度」――同鑼湾書店事件の闇 王冠緒(フリーライター)、訳=本田善彦 280 武器と麻薬 現代の黙示録──映画『カルテル・ランド』を観る 太田昌国 266 連載 ●山口二郎のムホン会議 第3回 長期衰退の「先」にあるもの 山口二郎×石田英敬(東京大学)×金子勝(慶應義塾大学) ●事故30年 チェルノブイリからの問い 第2回 政府が「被災地」を消すとき、「被災者」はどう守られるか 尾松亮 (ロシア研究者) ●ラストボロフ――謀略の残影 第4回 潜在的諜者と民主警察 野田峯雄 (ジャーナリスト) ●思想としての朝鮮籍 第9回──金石範(上) 中村一成 (ジャーナリスト) ●沖縄シマという窓――人類館事件と豊見城市議会意見書 親川志奈子 (オキスタ107共同代表) ●メディア批評 第102回 神保太郎 (ジャーナリスト) ●脳力のレッスン 第170回 17世紀世界の相関を映し出す三浦按針という存在 ──17世紀オランダからの視界 (その37) 寺島実郎 ●片山善博の「日本を診る」 第79回 滋賀県議会の失態に見る自治体の病理 片山善博 (慶應義塾大学) ●裁判官の余白録 第33回 名もない顔もない裁判官 原田國男 (慶應義塾大学) ●私的小豆島名所 その13 内澤旬子 (イラストルポライター) ●世界論壇月評 朱建栄/竹田いさみ/吉田文彦/石郷岡建 ●ドキュメント 激動の南北朝鮮 第226回 (16.3~4) 編集部 グラビア Human Price of War――Yemen──公募作品148 マリア・トゥルチェンコワ (写真家) |
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