識別コード | T0319.86K005 |
---|---|
書名 | 核と共に50年 |
巻数 | |
版数・刷数 | 初版 |
叢書名 | |
著者 | 木村一治著 |
出版者 | 築地書館 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 1990/10/18 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 262 |
大きさ (cm) | 19 |
ISBN | 4-8067-5689-X |
目次 | まえがき 3 第1章 苦渋のスタート、中性子研究 1. 古き良き理研 14 大正デモクラシー 14 無謀な転身 17 中性子研究の世界 20 理研での日々 23 2. 戦時下苦悩の中性子研究 28 灰泥ダイナミックス 28 我が道を行く 30 3. 焼夷弾の下で 36 狙われたか?仁科研 36 天野清の死 40 第2章 鎮魂の丘 1. ピカドンの広島 44 東京で原爆放射能を測る 44 ローリッツェンと赤紙を持って 47 広島の調査 49 医師らの証言 56 2. 移動演劇隊犠牲者の放射能 62 死の脱出行 62 仲みどりとの出会い 65 3. 一陣の涼風 71 モリソン教授の来訪 71 4. 再び広島、そして長崎へ 75 2度目の広島 75 爆心地と高度の測定ほか 79 鈴木貴代治氏のメモ 82 長崎の調査 88 浦上天主堂と天使の首 93 長崎よ、さようなら 94 穂高への不安な旅 98 5. サイクロトロンの死刑 101 第3章 化学と政治の相剋 1. コーネル大学で 108 初めての渡米 108 コーネル便り 113 2. オッペンハイマー事件 119 状況 119 聴聞会の結論 122 不公正な原子力委員会 124 歴史の裁き 125 3. アメリカで聞く第五福竜丸の被爆 129 第4章 加速器と原子炉 1. 加速器の世界 134 加速器というものは 134 加速器はどうして働くか? 137 粒子が暴れないためには 140 2. 東北大学大型電子リニアック計画 142 私の置かれた状況 142 妨害と激励 144 いよいよ大型電子リニアックに着手 146 予算要求 148 他大学との激突 150 3. 加速器は原子炉以上のものになれるか 155 私の小さな試み 155 アルゴンヌ国立研究所で 158 ジャックとの協力は始まった 161 冷遇されたか、我々の研究 170 アルゴンヌでのIPNS(強力パルス中性子源設備)の建設 171 筑波高エネルギー物理研究所での建設 176 英国ラザフォード・アプルトン研究所では 177 本当に有用なものか 180 CP-1 35周年記念パーティ 184 第5章 核兵器なき世界を求めて 1. ヒロシマ・ナガサキ、そして戦後 188 原点への反省 188 再来の米ソ緊張 191 駆け出した私 194 2. 戦略防衛構想(SDI)との戦い 200 厄介物SDIを言い張るレーガン 200 アルゴンヌもSDIに悩まされる 205 アルゴンヌとロス・アラモスの微妙な関係 209 NO SDI NO TEST 212 上院議員のスタッフらに要請 215 3. レイキャビク決裂の意味するもの 220 永島の歴史的対決 220 軍拡の流れは変わった 222 第6章 核と人間の未来 1. 人間と科学技術 226 原発の生い立ちと問題点 226 未来のエネルギー源 233 2. 核兵器を葬る人間の知恵 235 核兵器の急発達 235 ABM制限条約の重要性 239 核兵器は完全に廃絶できるか 240 はかどらないレーガン以後の核削減 243 今こそ科学者は最大の努力を 247 東欧諸国民の知恵 252 あとがき 257 |
備考 |