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トップページ図書民衆ジャーナリズムの歴史 自由民権から占領下沖縄まで

図書

識別コード T0070M001
書名 民衆ジャーナリズムの歴史 自由民権から占領下沖縄まで
巻数
版数・刷数 第1版第1刷
叢書名
著者 門奈直樹著
出版者 三一書房
出版地 東京
出版国 日本(JP)
出版年 1983/09/15
言語区分 日本語 jpn
頁数 284
大きさ (cm) 20
ISBN
目次 目次
序章 歴史のなかの民衆ジャーナリズム 7
1.地方ジャーナリズムの可能性 7
2.屈辱と便乗の地方新聞の歴史 9
3.抵抗と挫折の民衆言論の諸相 14
4.研究課題としての民衆言論の歴史 18
1章 自由民権運動と明治木鐸的言論人の軌跡-西河通徹の言論活動- 23
1.勇ましき変革の担い手たち 23
2.民権派言論人の誕生 26
3.地方言論人としての旅立ち 30
4.地方における国会開設運動 34
5.政党新聞の発生と衰退 39
6.行動する明治のジャーナリスト 44
2章 明治社会主義言論の流域-碧川企救男と反戦のジャーナリズム- 50
1.日露戦争と厭戦の言論 50
2.キリスト教社会主義者の誕生 53
3.社会主義言論の開花 58
4.高まる女権拡張の言論 63
5.反軍のジャーナリズム 67
3章 明治地域主義言論の担い手-毛利柴庵と『牟婁新報』- 73
1.地域主義運動の先駆者 73
2.新仏教運動と地方言論人の抵抗 76
3.日露戦争と地域主義言論人の苦悩 81
4.民衆運動としての地域主義の言論 86
5.歴史的遺産の継承者・毛利柴庵 92
4章 大正デモクラシー運動と地方言論人
-小林橘川と『名古屋新聞』の場合- 97
1.2人の新聞人・桐生悠々と小林橘川 97
2.避けられぬ現実・労働運動の言論 100
3.文化運動としての大正デモクラシー 105
4.民衆の公憤にあたいするもの 110
5.あきらめるものと憤るもの 115
5章 地方プロレタリア・ジャーナリズムの史的展開
-高市盛之助『大衆時代』の周辺- 122
1.高市盛之助と『大衆時代』 122
2.地方プロレタリア新聞の発刊過程 125
3.『大衆時代』と「無産階級」新聞論 130
4.プロレタリア・ジャーナリズムの変質 136
5.『大衆時代』の敗北とプロレタリア・ジャーナリズムの終焉 141
6章 ある農民運動家の蹉跌のコミュニケーション
-荒岡庄太郎と『問題』- 148
1.歴史に沈殿した農民運動家 148
2.荒岡庄太郎と『問題』の発刊 151
3.神楽争議と『問題』のつくりかえ 1564.荒岡の敗北と『問題』の廃刊 161
5.運動の波間に漂った農民運動家 167
7章 暗い時代の草の根の言論人-弘中柳三と『中国評論』- 171
1.反逆する青春像 171
2.草の根の言論人の誕生 174
3.自立するジャーナリスト 178
4.歴史の証言者としての草の根の言論人 183
8章 戦時下のキリスト教ジャーナリズム-住谷天来と非戦の言論- 190
1.受難のキリスト者たち 190
2.廃娼運動と闘う青春 194
3.持続する精神と非戦論の萌芽 199
4.戦時下の非戦のジャーナリズム 205
5.個人キリスト者の抵抗と挫折 211
9章 戦時下、ある小型ジャーナリズムの抵抗
-『現代新聞批判』とその周辺- 217
1.苦悶する戦時下のインテリゲンチャたち 217
2.私憤から公憤のメディアへ 220
3.失われゆく自由を求めて 225
4.反ファシズム文化運動の媒体として 231
5.思索と行動のジャーナリズム 237
10章 占領下沖縄ジャーナリズムの形成過程
-民衆言論成立の一系譜として- 243
1.鋳型にはめられた沖縄ジャーナリズム 243
2.沖縄ジャーナリズムの受け手環境 247
3.コミュニケーション環境への同調化 252
4.歴史責任としての反戦・平和の言論 258
あとがき 267
既出文献一覧(初出原題)271
人名・事項索引 I
備考

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