識別コード | T0070C002 |
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書名 | 戦争とジャーナリズム 続 |
巻数 | |
版数・刷数 | 第1版第1刷 |
叢書名 | |
著者 | 茶本繁正著 |
出版者 | 三一書房 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 1989/01/15 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 369 |
大きさ (cm) | 20 |
ISBN | |
目次 | まえがき I 基地沖縄のたたかい 1 沖縄“返還”の虚と実 19 中野好夫の情熱と洞察 19 「沖縄返還」は「沖縄施政権の返還」 21 日米安保条約の質的変化 24 佐藤・ニクソン共同声明の主要点 26 2 沖縄の苦悩と反撃 31 共同声明の報道と沖縄の表情 31 「訪米阻止」と屋良主席の懊悩 34 噴きあがる総決起のエネルギー 38 3 本土マスコミは休眠中か 43 『琉球新報』『沖縄タイムス』の熱気 43 深刻な基地問題解決へ強い要求 45 あとをたたない事故、自然破壊、犯罪 48 「基地機能に変化は訪れない」 51 いつでも本土ジャーナリズムは 53 4 天皇訪沖の布石 55 戦争の悪夢がいまもなお… 55 戒厳令下の厳戒態勢 58 文部省通知による衝撃と混迷 60 日本軍による虐殺と集団自決 63 5 一坪反戦地主の闘い 67 長期強制使用は米軍基地の固定化 67 土地を追われた農民と政府の策略 70 権力の攻勢と戦う反戦地主たち 73 もくろまれた“20年”の強権発動 77 6 沖縄密約暴露事件 80 フィルム押収の暴挙 80 騒然たる状勢のなかの返還協定調印 82 腰くだけになった「知る権利」問題 84 “ペンタゴン・ペーパーズ事件”の場合 87 権力侵害に対する結束の勝利 89 II 国家秘密法・背景とグループ 7 つくられつつある準戦時体制 95 促進運動の実働は勝共連合 95 国民を愚弄する小細工 97 元防衛庁幹部もあきれる 100 エスカレートする日米共同演習 102 日米両政府によるインチキ劇 105 極東安保にまで拡大化 107 世界的規模の自衛隊参戦体制 109 国民が知らないうちに… 111 8 ウサン臭いスパイ事件 115 絶妙のタイミングにマユツバ 115 刑事特別法違反にならない理由 118 “事件”にした仕掛人 121 つきまとう何らかの意図 124 9 国家秘密法と勝共連合 127 挑発にひとしい攻撃 127 露骨で執拗な“朝日攻撃” 130 実働部隊は勝共連合 132 国民会議への政治献金(寄付)133 韓国の“反共”と一致 136 「政治的道具として利用」 138 10 霊感商法と国家秘密法 141 許しがたい悪徳商法 141 骨までしゃぶりつくす悪どき 143 手口はペテン商法の見本 146 被害総額は55億5千万円 150 11 霊感商法被害弁連のたたかい 154 被害はこれでも氷山の一角 154 原価の4百~5百倍 157 販売人の多くは統一教会員 161 弁連の活動に中傷・攻撃キャンペーン 163 12 統一教会“完敗”の判決 167 8年間のたたかい 167 統一教会とコリア・ゲート事件 168 奇怪な一通の文書 170 「偽造されたものと認める」 172 マスコミの対応と教育者の責任感 174 13 日本へのある不気味な予言 176 霊感商法業者のリスト 176 割りだした幹部名 178 アメリカへ巨額の送金 182 中南米での恐るべき謀略 184 14 戦前戦後のマスコミテロル 188 プロの殺し屋か確信犯の姿 188 両者に時代をこえた共通項 193 過去の言論へのテロルと私の姿勢 196 III 教科書と国旗、国歌 15 教科書「検定」は「検閲」へ 203 論議をよぶ社会科教科書 203 汚職・政治腐敗・「核の冬」 206 「現代社会」への文部省の執念 209 ピッチをます右傾化 212 16 強制される「日の丸・君が代」 215 中曽根ブレーンの臨教審委員 215 “任意”から“強制”への変化 218 国旗・国歌の規定はない 220 天皇訪沖と中曽根の思惑 224 17 突きつけられた“産官軍学協同体制” 228 公教育に民間活力の利用 228 強烈な“資格社会”への移行 231 「勧告」による大学自治への踏み込み 233 新しい選別体制への再編 238 IV 天皇報道を疑う 18 高まる“Xデー”報道の危険度 245 予想される“Xデー”報道 245 『東京日日』の号外事件 247 宮内省発表をこと細かく 252 “崩御”までの主な見出し 255 19 前轍を踏むな“Xデー”報道 258 思い入れいっぱいに 258 国民総弔意のムード 261 歌舞音曲停止五日間 263 神格化を増幅させる報道 266 20 過剰報道のはての過剰自粛 270 36紙が号外発行 270 テレビ・新聞報道が引き金 273 “自粛”による経済損失 275 「元首」に耐えきれぬ響き 278 V 突出する日本軍備 21 新・大本営構想 285 防衛庁の移転計画 285 日米を結ぶ二つのホットライン 288 空前の巨費3千億円 290 日本だけが軍拡の道を 293 22 オオカミ少年『国防報告』 297 アメリカがせまる日本の軍備拡充 297 日本はアメリカ防衛の最前線 299 中曽根首相が引き受けた“留め金” 303 エスカレートする軍備増強 305 23 世界第三位-突出する日本軍事費 309 撤退政策反対の“対米議会工作” 309 経済破綻による“肩代わり” 312 数字・計算のカラクリ 315 増強される軍事費と軍事力 318 24 日米軍事大演習 322 29回目の共同訓練 322 日出生台・悪夢の歴史 326 自衛隊専用から日米共同施設へ 329 ねらいは極東の米軍拠点 331 25 軍神・東郷元帥の復権 335 なぜ、いま、東郷元帥を 335 教師用指導書への“攻撃” 338 文部省の介入に自主規制 340 “御用検定”でバッサリ 343 26 疑惑だらけの潜水艦衝突事故 346 「ヘルプ・ミー」 346 艦上で腕組みして傍観 349 事情聴取-もうひとつの疑念 352 艦長の異常な虚偽供述 355 27 『防衛白書』に迫る社説、迫らぬ社説 358 カラフルにソ連脅威論 358 沖縄二紙の反論 361 世論調査結果の“読み方” 364 尊米攘ソは国策か 366 あとがき 371 |
備考 |