識別コード | T0916.31A010 |
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書名 | 劫火 原爆ヒバクシャの慟哭 |
巻数 | |
版数・刷数 | |
叢書名 | |
著者 | 愛知県原水爆被災者の会 |
出版者 | 愛知県原水爆被災者の会 |
出版地 | 名古屋 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 2003/05/28 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 211 |
大きさ (cm) | 21 |
ISBN | |
目次 | ご挨拶 愛友会理事長 殿原好枝…3 発刊によせて 『劫火』発刊によせて 愛知県知事 神田真秋…5 今こそ核兵器使用の非人覆を訴えましょう 愛友会相談役 沢田昭二…7 風化させてはならない めいきん生協・みかわ市民生協 理事長 右向矯正…9 私と核兵器 愛友会相談役 徳田秋…11 IPPNW筆五回世界大会に参加して 保険医協会医師 堀場英也…13 原爆.被爆者問題とのかかわり 愛友会相談役 松本篤周…14 第一章 ヒロシマ 広島原爆の概要…27 当時の広島市地図 仮死状態で発見された 名古屋市 故 浅見秋男…29 人相の見分けがっかない 名古屋市 荒川三郎…29 母の焼けた頭を見つけた 幸田町 荒島貞子…31 病院で少年たちの惨状を 犬山市 安藤三枝…32 数百人の兵士を茶毘に付した 一色町 石川小一…33 救助した人たちも翌日は帰らぬ人に 一宮市 伊藤照男…35 戦友の体に湧いたウジを採る 春日井 伊藤富彦…36 医者のいない医務室で 宝飯郡 今泉正司…38 黒い雨がどっと降って 豊明市 故 遠藤うめ…39 黒い雨にも火は消えず 一宮市 大井義昭…41 生き残りはどのくらいいたか 蒲郡市 尾崎金治…42 母の姿が無いのに気がつきました 豊橋市 小崎裕康…44 大竹海兵団救護所にも 春日井 加藤やすゑ…45 目の前が一瞬あかるくなり 岡崎市 川口隆…46 再び母の笑顔を見ることなく 瀬戸市 故木本和夫…47 五十ケ所にガラスの破片が 尾張旭市 故 幸田純治…49 阿鼻叫喚、地獄絵そのもの 犬山市 小嶋定男…50 「ごめんなさい、おかあさん」 名古屋市 沢田昭二…52 死人の焼けた、すごい悪臭の中を 名古屋市 高木英雄…54 己斐駅から東、焼け跡を見渡して 一宮市 詫孝典…55 広島の土は痛まし這いよれる 半田市 故 富田稔…56 ガラスの破片をつまみだした 豊橋市 中島敏夫…57 薬がなくて次々と死者が 蒲郡市 中瀬利夫…58 平山郁夫画伯も 名古屋市 故 檜山一喜…59 焼けた街は火葬場のようで 常滑市 藤井喜平…60 焼かれた死人が累々と重なり 豊橋市 藤定和…62 バラックで終戦を知り 豊橋市 前田隆子…62 焼き尽くされた吉川旅館 犬山市 松本清香…64 片付け作業で負傷者を見る 清洲町 真鍋貢…65 罹災証明第一号 大府市 三船正典…66 ふくらんだ馬の死体、川からの腐臭 豊橋市 山本一雄…68 第二章 ナガサキ 長崎原爆の概要…73 当時の長崎市地図 父、母、兄、姉を失う 蒲郡市 天辰諒子…75 三・五キロ離れた船上でも火傷 豊橋市 石田博…75 第二の不幸は苦しみの末の自殺 一宮市 大野小夜子…76 巨大なキノコ雲が巳の前に 名古屋市 小川淳…77 「水を下さい」「水を飲ませるな」 瀬戸市 加々良カズエ…78 死体の山、この世の地獄を見た 名古屋市 木場剛…79 傷口に太陽が照りつけて 犬山市 小林茂…80 三年余入院、周りの人が一人二人と 東浦町 故 佐野正信…81 女教師が俄看護婦に早変わり 犬山市 殿原好枝…82 今にも太陽が落ちてくるような 稲沢市 鳥巣シズ…83 もうこれ以上書けません 一宮市 中村昭子…84 歩けるところを探して救援に 名古屋市 林ヤエ子…85 長崎市内は大きな煙の固まりで 津島市 松本勲…86 寺は跡形もなく 一宮市 真弓悟…87 水を欲しがる弟に我慢させ、そして 名古屋市 道上昭雄…88 川の水で炊いたご飯が死臭で 犬山市 毛利幸一…90 川辺に折り重なって 名古屋市 森下フジエ…91 縫っていたモンペは焼けて 瀬戸市 山内シズ子…92 長崎の空が真っ赤に焼けて 名古屋市 山口キヌエ…93 顔は赤黒くただれ手は皮が剥がれ 一宮市 山口豊…95 地獄を見たことないけど、それ以上 小牧市 山下秀子…97 強い光を浴び、記憶が途切れた 名古屋市 山本須磨二…98 死体を積み重ねガソリンをかけて 豊橋市 山脇友一…98 口があけられずスプーンで粥を 岡崎市 吉川一角…100 パラシュートを見た直後閃光を 豊橋市 萬屋家隆…101 第三章 終らない戦後 生きのびて 名古屋市 粟野桂子…105 病気に負けない気力を 岩倉市 井上弘…107 今もつづく闘病生活 東海市 甲斐昭…108 死と隣り合わせの生活 知多市 故 加藤菊雄…109 健康に気をつけて語り部を 豊明市 加藤延幸…110 終戦後食中毒以上の腹痛下痢 一宮市 加藤裕啓…111 今の思いを十一の箇条書きに 蒲郡市 久保田ます子…112 十五年も闘病 春日井 沢井要…114 放射能の影響の不安は今でも 元大府市 下春不二男…115 キノコ雲が後に死の灰と知る 豊橋市 杉浦勇…116 次は自分の番と何時もおびえて 犬山市 鈴木絹枝…116 被爆者の子は預からないと言われ 名古屋市 田中ツエ子…118 三十一年から病院とは縁が切れない 名古屋市 匿名…119 亀鐵に感気が増えて 豊橋市 廣田弘…121 家族の支あって 新城市 故 藤野守…122 人からの思いやりは受けたくない 元半田市 森本教圓…123 毎日を感謝して生きています 名古屋市 山下信子…124 開拓した畑で農業 豊田市 山田勝次…125 第四章 被爆者は死なず 想像を絶する出来事 豊橋市 荒川来…129 国民は常に無防備 長久手町 荒木茂…130 結婚についての苦しみ 名古屋市 石田昭…131 悲劇や犠牲を全ての人々が知って 犬山市 一戸國太郎…132 命の尊さを 名古屋市 伊藤萬蔵…133 両腕には「じゃがいも」程の水泡 名古屋市 稲垣慶子…133 無防備な市民を一瞬のうちに 名古屋市 犬塚静子…134 原爆に立ち向かう 名古屋市 遠藤泰生…135 世界の政治家は原爆資料館へ 蒲郡市 尾崎光子…137 秋風や長崎の街なんと吹く 大府市 川口和義…138 胎児の健康を 名古屋市 神田春枝…139 核と聞いただけで動悸が 春日井 故 木寺絹次郎…139 被爆者の健康と生活の良き相談員に 名古屋市 木戸大…140 急に「黒い雨」が強く降り始め 名古屋市 鬼頭駿…142 四十年の治療 名古屋市 鬼頭孝義…143 核兵器を作らないで 名古屋市 草野道子…144 原爆は恐ろしい、核は絶対に廃絶 元名古屋市 久保泰子…144 入道雲の何十倍もの凄い大きな雲が 清洲町 桑原宏髄…145 被爆者運動の誇るべき成果 豊橋市 佐藤幸雄…147 二度と繰り返さないで 祖父江町 佐藤弘子…148 原爆の宝呈母を二世、三世に伝えて 名古屋市 高橋清義…149 引き上げた死体を茶毘に付した 蒲郡市 竹内三治…149 いつまでも平和を 一宮市 武智朝枝…151 運動の原点 豊橋市 田村卓也…152 悲しい思いを訴えて 豊橋市 茶納スミエ…154 老人病と片づけないで 祖父江町 富田浩…155 毎日が不安 名古屋市 長尾ハルエ…156 軍人の惨状を理解してほしい 蒲郡市 永田敏男…156 核兵器の廃絶を訴えることも出来ない 南知多町 日比ふさ子…158 若い人に核の凄さを知ってほしい 武豊町 細田邦枝…159 救援看護で二次放射能にさらされ 名古屋市 堀三郎…159 力を出し合い、平和運動に 蒲郡市 牧原仲蔵…161 よくぞ今日まで 豊田市 故 増田巌…162 永遠に核兵器はなくしてほしい 名古屋市 松尾カズ子…163 国家補償と平和な国を 名古屋市 松下仲喜…163 最悪の体調から 東浦町 故 松永司…164 生まれるこどもが心配でした 名古屋市 水野勇…165 負傷者を持ち上げると皮膚がつるり 名古屋市 宮島正美…166 死にまで階級があったのか 木曽川町 森敏夫…167 政治家と科学者はまず核兵器消滅を 半田市 吉田廣男…169 死ぬまで苦しみは続きそう 名古屋市 若松初…170 第五章 座談会「時空を超えた被爆者の活動」 原爆、忘れまじ/海外への遊説/被爆証言/〈出席者〉遠藤泰生…173 わたしの被爆体験/これからの活動 亀沢深雪 水野秋恵 西本伸 第六章 年表「激動の昭和史」より 年表…189 既刊体験記…206 編集室より…211 |
備考 | 本文の表記:生きのびて 名古屋市 粟野佳子…105 |