トップページ図書原爆を投下するまで日本を降伏させるな トルーマンとバーンズの陰謀
識別コード | T0916.1T008 |
---|---|
書名 | 原爆を投下するまで日本を降伏させるな トルーマンとバーンズの陰謀 |
巻数 | |
版数・刷数 | 第2刷 |
叢書名 | |
著者 | 鳥居民 |
出版者 | 草思社 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 2005/06/07 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 270 |
大きさ (cm) | 20 |
ISBN | 4-7942-1408-1 |
目次 | はじめに 7 序章 六月二十二日、天皇、「時局収拾」を求める 13 本土はとっくに戦場だ/ ソ連に戦争終結の仲介を求めたらどうか/ 東宮職を置いたらどうか Ⅰ 一号作戦 1章 国民政府、中共党、アメリカの三つ巴の争いのなかで 26 服部卓四郎、一号作戦を敢行する/ ルーズベルトは素早く対日政策を変えた/ 「全アジアの将来が、いま危うくなっている」 2章 尾崎秀実が考えたこと、やったことは 44 「進攻目標は是非とも西安でなければならない」/ 「注目すべき戦局の発展だ」/ 「私の生涯での最も有意義な仕事」 3章 第八十七臨時議会、それと比べて中共党七全大会は 65 毛沢東、アメリカとソ連を相手にして/ 空挺作戦の提案も、ワシントン訪問も駄目になってしまったが/ 第八十七臨時議会、これが最後の議会になるのか/ 十七年ぶりの党大会のあふれる自信 Ⅱ グルーか、スターリンか 4章 グルーの構想、それに対応する近衛・吉田の計画 84 ホーンペックからグルーヘ、なぜなのだろう/ 陸軍の指導部を替えようとする計画 5章 戦争をやめるべきだと皇太后は説いた 99 「老人や女子供だけ残ることになって、日本はどうなるのか」/ 重臣たちはなにも言えなかった/ 「日本処理案」がだれをも脅かした 6章 頼みはグルーか、それともスターリンか 112 「『グルー政権』という言葉がちょいちょい聞こえるようになった。けしからん」/ 「もう一度の勝利」の希望が潰えてしまって 7章 ドイツは降伏した。なぜグルーは動かないのか。じつは行動にでたのだ 123 首相、外相、陸海軍首脳はソ連がアメリカと組まなかったことでほっとした/ アメリカはソ連への軍事援助を打ち切った。なぜなのだろう/ グルーは大統領、軍首脳に対日宣言をだそうと説いたのだが 8章 天皇、南原繁と高木八尺が説いたことを考える 138 鈴木貫太郎は最高会議に東条英機に代えて牧野伸顕を出席させようとした/ 松平恒雄と米内光政は内大臣を更迭しようとした/ 「陛下にたいする怨みが噴出する」 断章 六月二十六日、チューリヒのグルー 152 アレン・ダレスが接触してきた/ 斎藤実、樺山愛輔、東郷茂徳の写真を見て Ⅲ トルーマンとバーンズ 9章 なぜかトルーマンはソ連参戦の期日を知りたがる 168 なぜソ連に特使を送ったのだろう/ なぜポーランド問題でスターリンの機嫌をとったのだろう/ キングやマーシャルはソ連参戦の期日を知る必要はなかった 10章 なぜかトルーマンは「七月十五日」に拘泥する 187 11章 トルーマンの予定表の「八月一日」と「八月八日」 193 ルーズベルトの遺産、原子爆弾を受け継いで/ ソ連参戦が七月八日だったら 12章 トルーマンの予定表の「七月四日」と「七月十五日」 203 ルーズベルトだったら、どのように原爆を公開したであろう/ トルーマンの公開方法は 13章 六月十八日、マックロイ、ホワイトハウスの会議で禁を破る 213 トルーマンの予定表のすべて/ まことに奇怪な会議がはじまって/ 参謀総長が「ソ連参戦」を期待すると語った真意は/ 「われわれの頭のなかを検査してもらわなければなりません」 14章 電報を読んだトルーマンとスティムソンのそれぞれの反応 233 トルーマンは解読した電報の内容に慌て、つぎに安心する/ 「通告をいま日本に渡すなら、日本側にとってもまさにぴった りのタイミングとなります」/ トルーマンは「ソ連参戦」の期日をあらためて聞いて、なぜ嬉しいのか 15章 「自分も考えていることだから、まかせてもらいたい」 250 スティムソンはトルーマンに無条件降伏の要求をすべきではないと重ねて説く/ バーンズは共同宣言を発表する/ トルーマンが「まかせてもらいたい」と言った真意は おわりに 265 あとがき 270 |
備考 |