識別コード | T0916.1M007 |
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書名 | 原爆投下 黙殺された極秘情報 |
巻数 | |
版数・刷数 | |
叢書名 | 新潮文庫 , え-20-7 |
著者 | 松木秀文、夜久恭裕、NHKスペシャル取材班著 |
出版者 | 新潮社 |
出版地 | 東京 |
出版国 | 日本(JP) |
出版年 | 2015/08/01 |
言語区分 | 日本語 jpn |
頁数 | 319 |
大きさ (cm) | 16 |
ISBN | 978-4-10-128377-7 |
目次 | はじめに この国の原点 5 第一章極秘の通信諜報部隊 17 陸軍特種情報部/海軍大和田通信隊/B29の来襲を予測 第二章 不審なコールサインの出現 57 残されていた証言/元特種情報部員の証言から/ 海軍はどこまで掴んでいたのか/情報はどう分析されたのか 第三章 日米原爆開発の歴史 83 マンハッタン計画/日本の原爆開発/「ニ号研究」の実態/ ウラン採掘が行われた福島/日本はアメリカの原爆開発を掴んでいたのか 第四章 原爆投下へ動きはじめたアメリカ軍 107 テニアン島の戦略的意味/アメリカの戦略爆撃/ 精鋭部隊・第五〇九混成群団/東京ローズの「警告」/ 繰り返された爆撃訓練 第五章 原爆投下へのカウントダウン 135 原爆投下のターゲットは?/日本の失敗とアメリカの成功/ 日本も掴んでいた情報/なぜ情報は黙殺されたのか/模擬爆弾の投下/ 本土決戦に向けて/空襲への警戒を強めていた広島 第六章 広島運命の八月六日 153 前夜から続いていた緊張/エノラゲイ、テニアンを発つ/ 傍受されたあのコールサイン/伝えられなかった危険情報/ 無防備の広島へ……/特種情報部の無念/警報さえ出ていれば 第七章 原爆と認めず 183 始められた調査/「原爆」断定までの過程/軍上層部の"本音と建前"/ 特種情報部で行われた表彰式/第二の原爆攻撃へ 第八章 長崎 繰り返された悲劇 199 再び現れたあのコールサイン/上層部にまで上げられていた情報/ ボックスカー、長崎へ/出撃命令の出なかった精鋭戦闘機部隊/ 繰り返された甘い予断/「処置なし」の意味/またしても活かされなかった情報/ 検討されていた「長崎市総避難」/無念の救護活動 第九章 三度目のコールサイン 233 次は東京か?/避難した昭和天皇/最後まで迷走した軍上層部/ 終戦と「証拠隠滅」 第十章 封印された原爆報告書 255 終戦後も続けられていた原爆調査/アメリカ軍へ協力した思惑/ 国策調査の開始/救済よりも調査を優先/ アメリカ国立公文書館に眠る報告書/調査の対象となった動員学徒/ "封印されていた"入市被曝の報告書/戦後の日米関係の出発点 おわりに 止まったままの時計 300 文庫版あとがき 記憶から記録へ 306 解説 佐藤優 313 |
備考 | 「原爆投下 黙殺された極秘情報」(2012年刊 T0916.1M006)の再刊。 |