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図書

識別コード T0916.1K006
書名 かくされた空襲と原爆
巻数
版数・刷数 第1版第1刷
叢書名
著者 小林啓治、鈴木哲也著
出版者 機関紙共同出版
出版地 京都
出版国 日本(JP)
出版年 1993/08/15
言語区分 日本語 jpn
頁数 224
大きさ (cm) 21
ISBN 4-87668-088-4
目次 はじめに-「かくされた空襲と原爆」とは何か・1
第一部 かくされた空襲-鈴木哲哉也
 一、「高揚」と「不安」の日々・12
 「そら敵機だ、爆弾だ!」・12
 「防空」は国民の義務-中国東北戦争(「満州事変」)から日中戦争・14
 戦勝気分と不安と-アジア・太平洋戦争(「太平洋戦争」)の勃発・22
 日本初空襲と京都市民・25
 「逃げずに消せ」28
 初めて見るB29・31
二、血にまみれた京都・37
 深夜、突然に・37
 「京都も戦場なり」・46
 原爆目標第一号・50
 血にまみれた西陣・53
 日本軍の京都空襲対策・57
三、「軍都」舞鶴ヘの攻撃・59
 相次ぐ空襲予告・59
 軍港舞鶴・海軍工廠と学徒動員・62
 皮膚のついた黒髪が…66
 原爆投下の演習だった、七・二九空襲・72
 艦載機二百四十機が襲った七月三十日の空襲-軍港とその周辺への空襲(一)・74
 伊根空襲と潜水母艦長鯨の被爆-軍港とその周辺への空襲(二)・74
 峰山・宮津・丹後沖・加悦谷への攻撃-軍港とその周辺への空襲(三)・85
四、府南部の軍事・軍需地帯の空襲、その他・93
 京都飛行場・日本国際航空工場と空襲・93
 神足の工場群と空襲・97
 鉄道関連施設を狙った空襲・99
 そのほかの府下南部の空襲・101
五、家と団らんを奪った「疎開」・105
 建物強制疎開と市民の悲しみ・105
 親元を離れ、おなかをすかした子どもたち。-学童疎開・111
 人命保護ではなく、「資源」の確保として・11
六、「無空襲伝説」の陰で・118
 被害者たちの戦後・118
 なぜ空襲は「かくされた」のか・121
 悲しみを繰り返さないためにも、掘り起こしと語り継ぎを・123

第二部 京都空襲と原爆、現代の空張-小林啓治
一、つくられた伝説・126
 空襲被害は軍事機密・127
 京都は「文化都市」だから空襲をうけなかった?・130
 「ウォーナー伝説」・132
 伝説の真相・134
 米軍によってつくりだされたうわさ・136
二、日本空襲の中の京都空襲・139
 「超・空の要塞」・139
 B29の出現・141
 第二十爆撃機集団-近づく日本本土空襲・144
 成都からマリアナヘ・146
 高高度精密爆撃―空襲第一期・148
 無差別爆撃への転換-空襲第二期・150
 中小都市への爆撃-第三期・153
 京都空襲の特徴・154
三、原爆投下目標-京都・157
 アメリカの原爆開発・158
 なぜ「無傷の都市が必要か」・161
 第一目標としての京都・165
 目標からはずされた京都・170
 目標からはずされたのはいつか・173
 「大空襲の前触れ」だったかもしれない西陣空襲・176
 原爆投下目標にこだわったグローブズと京都・178
 なぜ、スティムソンは京都案に反対したのか?・180
 対日支配を有利に通ぼうとしたスティムソン・182
四、戦略爆撃から核の時代へ―その結びめとしての京都空襲・186
 新しい兵器、航空機の誕生・187
 受け入れられなかった航空機万能論・189
 日本、第一次大戦後初の都市爆撃を敢行・193
 ゲルニカ、そしてまたも日本の中国爆撃・195
 重慶爆撃・197
 日本の侵略戦争と無差別爆撃・199
 ヨーロッパでの戦略爆撃・201
 ドレスデン・204
 戦略爆撃の帰結と新たな起点…ヒロシマ・ナガサキ・206
五、空襲は過去のことか・209
 日本空襲の五倍の爆弾が使われた、朝鮮戦争での空襲・209
 ベトナム戦争での大空襲・210
 現代の空襲と核戦争の危機・212

監修者あとがき-高橋伸一
 資料1 京都府下空襲一覧・219
 資料2 『戰災による銃後人口の減耗調査について』(一九四八年九月 抜粋)・221
 参考資料・文献・223
備考

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