menu

トップページ図書ふたたび被爆者をつくるな 日本被団協50年史 1956-2006 本巻

図書

識別コード T0319.81N116
書名 ふたたび被爆者をつくるな 日本被団協50年史 1956-2006 本巻
巻数
版数・刷数 初版
叢書名
著者 日本原水爆被害者団体協議会日本被団協史編集委員会編著
出版者 あけび書房
出版地 東京
出版国 日本(JP)
出版年 2009/05/01
言語区分 日本語 jpn
頁数 455
大きさ (cm) 27
ISBN 978-4-87154-079-7
目次  本巻
刊行にあたって 日本被団協代表委員 藤平典 
刊行に寄せて  広島市長 秋葉忠利
        長崎市長 伊藤一長
写真でたどる日本被団協の50年
「日本被団協50年史」の構成について
 第1部 日本被団協50年史
1. 原爆地獄1945年8月
2. 日本被団協前史
3. 日本被団協の結成
4. 「要求骨子」をかかげて
5. 77国際シンポから「基本要求」へ
6. 「基本要求」をかかげて
7. 被爆45周年運動と「援護に関する法律」
8. ふたたび被爆者をつくるな、核兵器なくせ戦争のない世界を
 補遺 原爆症認定裁判の到達点
[特別稿]
1. 被爆者中央相談所の活動
2. 日本被団協国際活動の50年
3. 被爆者援護と補償をめぐる裁判の歩み
[付]
日本原水爆被害者団体協議会規約
社団法人日本被団協原爆被爆者中央相談所定款
日本被団協発行資料
 第2部 都道府県被団協


1. 原爆地獄 1945年8月
1章 きのこ雲の下で…17
 1 それは地獄絵そのものだった――岩佐幹三の証言
 2 全身火傷をのりこえて――山口仙二の証言
 3 ヒロシマを見た医師として――肥田俊太郎の証言
2章 人類史上初の原爆投下…24
 1 広島へ原爆投下
 2 つづいて、長崎に原爆投下
3章 原爆がもたらした被害…26
 1 瞬時に生じたこの世の地獄
 2 原爆が人間にもたらした被害
 (1)「いのち」「からだ」の被害
 (2)被爆者を襲いつづける放射線障害
 (3)社会的(くらし)の被害
 (4)精神的な被害
 (5)原爆被害調査
2. 日本被団協前史 1945年~1956年7月
1章 廃墟に立つ被爆者…40
 1 救済の手はなし
 2 死者の弔い
 3 からだ・くらし・こころにまで
2章 日米政府の対応…43
 1 救護と医療 広島 長崎
 2 ファーレル声明と報道管制
 3 救護妨害
 4 原爆傷害調査委員会(ABCC)
 5 日本政府の被爆者放置
 6 「隠蔽と遺棄」の12年
3章 被爆者運動の端緒…59
 1 原子兵器廃棄の叫び
 2 動き出す被爆者問題
 3 日が当たりはじめた被爆者医療
 4 被爆者組織の発祥
4章 原水爆禁止世界大会と被爆者運動…69
 1 ビキニ被災と原水爆禁止署名運動
 2 原水爆禁止世界大会の開催へ――広島からの提案
 3 被爆者全国組織化への始動
3. 日本被団協の結成 1956年8月~1970年
1章 日本被団協の結成…86
 1 第2回原水爆禁止世界大会――感動呼んだ被爆者の訴え
 2 日本被団協結成
 3 原爆被害者援護法案要綱をつくる
2章 「原子爆弾被害者の医療等に関する法律」の制定…93
 1 「原爆医療法」制定を実現に
 2 「原爆医療法」施行と手帳取得
 3 活動強化と地方の組織化 
3章 原爆医療法改正と「国家補償の援護法」要求…97
 1 請願大会に全国から
 2 原爆医療法の改正
 3 全国的組織化すすむ
 4 「国家補償にもとづく援護法」要求
4章 原水爆禁止運動の分裂と被爆者運動…102
 1 11府県の共同提案
 2 原水爆禁止運動の分裂
5章 日本被団協、機能不全に…105
 1 全国行脚・請願大会
 2 「原爆裁判」東京地裁判決
 3 第17回代表理事会
 4 運動休止と小郡での代表理事会
6章 「つるパンフ」と「原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律」…110
 1 「つるパンフ」と運動の再生
 2 「特別措置法」の制定
 3 国家補償の運動の発展
 4 代表委員・事務局長制へ
4. 「要求骨子」をかかげて 1971年~1976年
1章 「原爆被害者援護法案のための要求骨子」の作成…121
 1 被爆者の要求整理
 2 要求を確定、各党に働きかけ
 3 「要求骨子」の作成
2章 テントで徹夜の5日間――11月大行動…130
 1 歴史に残る大闘争
 2 野党4党案作成へ
 3 被爆者裁判と平和教育
3章 「要求骨子」基礎の野党4党援護法案国会提出…139
 1 野党案、衆院に提出
 2 野党案「棚上げ」に
 3 8月、ふたたびテントが
4章 被爆者対策前進、中央相談所の開設…145
 1 現行施策の改善
 2 中央相談所の開設
 3 原水爆禁止運動統一への模索
5. 77国際シンポから「基本要求」へ 1977年~1984年
1章 世論の高揚と被爆問題国際シンポジウム…159
 1 被爆者問題国際シンポ開催へ
 2 「ヒバクシャ」が国際語になる
2章 原水爆禁止統一世界大会と国連軍縮特別総会…163
 1 統一世界大会が開かれる
 2 国連軍縮特別総会(SSD1)
 3 78年原水爆禁止世界大会
3章 市民とともに援護法案要求2000万署名へ…169
 1 援護法に必要な予算1500億円
 2 市民懇の発足2000万署名へ
4章 被爆者対策基本懇、国家補償を否定…173
 1 「基本懇」の発足
 2 基本懇に対する運動
 3 「要求骨子」の充実強化
 4 被爆35周年の年に
 5 基本懇「意見」発表
5章 「基本懇」を乗り越える国民法廷運動…188
 1 原爆と国の戦争責任を裁く
 2 被爆者の声を世界に
 3 世界に広がる反核の波
 4 「要求骨子」検討へ
6章 「原爆被爆者の基本要求」の策定…201
 1 「要求骨子」から「基本要求」へ
 2 活発な調査活動
 3 国民法廷から国際法廷運動へ
 4 「基本要求」の全国的討議
 5 「原爆被害者の基本要求」の発表
6. 「基本要求」をかかげて 1985年~1989年
1章 被爆40周年、「基本要求」の普及へ…213
 1 全国行脚
 2 核保有国5カ国首脳への直接要求
2章 被爆者の現状と要求を明確に…215
 1 2つの被爆者実態調査
 2 調査を基にした要求
 3 「折り鶴人間の輪」行動
 4 運動が作り出したがん検診
3章 第3回国連軍縮特別総会、松谷訴訟…220
 1 第3回国連軍縮特別総会
 2 昭和天皇死去
 3 「被爆者の森」建設
 4 平和基金の創設
 5 事務所の移転と移転募金
 6 長崎原爆松谷訴訟
 7 原爆死没者の肖像画運動
4章 被爆者援護法案、初の国会可決…225
 1 3点セットによる世論の結果
 2 参院での被爆者援護法案の採択
7. 被爆45周年運動と「援護に関する法律」 1990年~2000年
1章 「いまこそ援護法を」の大波…230
 1 「みんなのネットワーク」発足
 2 日弁連第3次報告書、被爆者問題研究会
 3 厚生省の死没者調査結果発表
 4 広がる国民の支え
 5 政党、国会の動き
 6 死没者への弔意措置を予算化
2章 激動する世界、国際司法裁判所の勧告的意見…236
 1 ソ連崩壊とブッシュ新戦略
 2 「原爆使用は国際法違反」
 3 在外被爆者の権利拡大
 4 国の慰霊施設をめぐって
3章 「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」成立へ…250
 1 被爆者援護法、参議院で再可決
 2 揺れる政党状況
 3 援護法プロジェクトチーム
 4 村山政権下のプロジェクト
 5 連立与党のプロジェクト
 6 「日本被団協の意見を聞きたい」
 7 衆参両院公聴会と法の成立
 8 新法の評価とアピール
「原爆被爆者援護法案」をめぐる経過(1956~1994)
4章 被爆50周年から60周年へ…270
 1 阪神淡路大震災
 2 被爆50周年国民運動
 3 被爆50年の夏に
 4 日本被団協が95年調査
 5 核をめぐる動き
 6 被爆の実相を世界に
8. ふたたび被爆者をつくるな、核兵器をなくせ 戦争のない世界を 2001年~2006年
1章 21世紀被爆者宣言、原爆症認定運動…280
 1 核兵器も戦争もない21世紀を
 2 原爆症認定集団訴訟の提起
 3 長崎の被爆地域拡大運動
2章 被爆60年・日本被団協結成50周年…285
 1 2005年NPT再検討会議
 2 国連本部での原爆展
 3 ノーモア ヒロシマ・ナガサキ国際市民会議
 4 10・18大集会
 5 大阪地裁での全面勝利
 6 新たな地平を目指して
 7 勝訴つづく原爆症認定集団訴訟
 8 集団訴訟勝利を政治解決の力へ
 9 大きく動き始めた政治の波
 10 日本被団協結成50周年レセプションと記念式典
 11 被爆者の声を受けつぐ若者とともに
3章 世界の人々の心の中に生きる…302
 補遺 原爆症認定裁判の到達点…305
コラム
久保山愛吉とすず 杉山秀夫…81
もう一つの「世界への挨拶」――生きていてよかったといえる日…83
被団協史の人びと
 藤居平一さん/小佐々八郎さん/森瀧一郎さん…117
 久保仲子さん/伊藤サカエさん/副島まちさん/斉藤義雄さん/伊東壮さん/井上与志男さん…153
第5福竜丸保存と都立第5福竜丸展示館の建設…208
第5福竜丸乗組員の肝障害――補償とその後…209
ノーベル平和賞にノミネートされた日本被団協…304
[特別稿]
1. 被爆者中央相談所の活動…308
 1 創立から公益法人化要請まで
 2 公益法人許可
 3 各事業の実施状況
 4 被団協の組織強化のために
 5 相談所が果たした役割とこれからの被爆者相談の課題
2. 日本被団協 国際活動の50年…328
 はじめに
 1 草創期の国際活動
 2 77年「NGO被爆問題国際シンポジウム」(1974年~77年)
 3 NGO軍縮会議とSSD1(1978年~79年)
 4 SSD2から被爆40年行動へ(1980~85年)
 5 SSD3、湾岸戦争の危機の中で(1986~91年)
 6 世界法廷運動と被爆50年シンポジウム(1992~95年)
 7 国際司法裁判所(ICJ)の勧告的意見からハーグ・アピール平和集会へ(1996~99年)
8 NPT再検討会議、NGOミレニアム・フォーラム、2005年の運動へ(2000~05年)
3. 被爆者援護と補償をめぐる裁判の歩み…356
 A 東京原爆裁判から原爆症認定訴訟へ
 B 在外被爆者訴訟
日本原水爆被爆者団体協議会規約…363
社団法人日本被団協原爆被爆者中央相談所定款…365
日本被団協発行資料…369
備考 別巻とともにケース入り(セット)

戻る

Page Top