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トップページ被爆資料懐紙

被爆資料

識別コード 9499-0020
資料名 懐紙
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 廣中 正樹(ヒロナカ マサキ)
寄贈者(英語) HIRONAKA Masaki
受入年月日 2016/8/2
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 254×198
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 廣中一さん(当時37歳)は、勤務先の広島鉄道局文書課に向かう途中、市内電車の中で被爆した。通勤時間から考えると、恐らく紙屋町付近を走っていた時のことだったと考えられ、頭部をやけどし、背中にガラス片が突き刺さった一さんは意識を失った。やがて意識を取り戻した一さんは、やけどの激しい痛みのため近くの川に身を浸した。その後、どうにか己斐国民学校へ逃れ、自力で己斐町の自宅へ帰り着いた。妻の二三枝さん(当時30歳)と息子の正樹さん(当時5歳)は、夜7時頃、一さんが己斐国民学校にいる、と聞いて学校へ向かったが行き違いで会えず、8時頃帰宅すると、一さんが家にたどり着いて薄暗い台所に腰かけていて大変驚いた。一さんは自宅2階に寝かされ、看病を受けたが、翌7日午後4時過ぎに亡くなった。これは、一さんが亡くなった後、家族が今日まで大切に保管していた。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

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