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被爆資料

識別コード 9399-0183
資料名 証明書
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 大坂 剛三(オオサカ ゴウゾウ)
寄贈者(英語) OSAKA Gozo
受入年月日 2016/9/17
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 77×254
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 大坂剛三さん(当時19歳)は、1945年(昭和20年)4月に広島の暁部隊に入隊し、6か月の教育期間中だった。爆心地から約1.8キロメートルの兵舎で被爆し、爆風で倒壊した兵舎の下敷きになった。どうにか這い出し、一寸先も見えないような状況下を比治山へ避難。数時間が過ぎたころ、自分の両足がやけどで皮膚が焼け落ちていることに気が付いた。比治山にはひどいけがを負った人たちが次々に逃れてきて、「水をくれー、水をくれー」と言いながらたくさんの人が亡くなっていった。
剛三さんは、翌朝、救援隊に救助され、トラックで仁保の国民学校に運ばれた。そこも負傷者でいっぱいで、まだ息がある人たちの傷口にもウジが湧き、虫のなくような小さな声で「水をくれー、水をくれー」と言って多くの人が亡くなっていった。校舎の裏では、遺体を荼毘にふす炎がいつ消えるともなく燃えていた。その後、厳島へ運ばれた剛三さんはそこで療養し、9月8日に召集解除となり、汽車で故郷の新潟県へ戻った。
これは、除隊の際に受け取ったもの。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

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