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被爆資料

識別コード 9399-0074
資料名 金庫の中で焼けた書類一式
資料名(英語) Burned Papers in a Safe
寄贈者(カナ) 樽田 千代枝(タルタ チヨエ)
寄贈者(英語) Chiyoe Taruta
受入年月日 2002/08/02
寸法(幅×高さ×奥行)(mm)
寸法(その他) 多数
被爆地(旧町名) 堺町1丁目
被爆地(現町名) 堺町1丁目
爆心地からの距離(m) 600
数量
内容 樽田靴下問屋の金庫内で被爆した書類ほか。自宅兼店舗のこの場所では、樽田アサカさん(当時47歳)、長男亮助くん(当時7歳)が被爆、夫の卓雄さんは、国民義勇隊として動員された雑魚場町の建物疎開作業現場で被爆した。郊外にいた卓雄さんの弟の篤磨さん(当時33歳)は、7日早朝に市内に捜索に入り、作業現場近くの県立広島第一中学校校庭で、卓雄さんの遺体をズックに書かれた名前で確認した。また自宅ではアサカさんと亮助くんの遺体を発見した。泣きながら3人の遺体を発見した篤磨さんだったが、混乱の中3人の遺体を持ち帰ることがどうしても叶わず、やむなく3人の腕を切り落とし、遺骨として持ち帰った。
ブロック別 十日市・中広地区
展示説明文 金庫の中で焼けた書類
樽田千代枝氏寄贈(たるた ちよえ)
爆心地から600m 堺町一丁目
樽田靴下問屋の金庫内で被爆した書類です。自宅兼店舗のこの場所では、樽田アサカさん(当時47歳)、長男亮助(りょうすけ)ちゃん(当時7歳)が被爆、夫の卓雄(たくお)さんは動員先で被爆しました。卓雄さんの弟の篤磨(とくま)さん(当時33歳)は、7日早朝に入市、作業現場近くで卓雄さんの遺体を、自宅焼け跡でアサカさんと亮助ちゃんの遺体を見つけました。篤磨さんは泣きながら3人の遺体を確認しましたが、3人の遺体を持ち帰ることがどうしてもかなわず、やむなく腕を切り落とし、遺骨として持ち帰りました。
展示説明文(英語) Burned Papers in a Safe
Donated by Chiyoe Taruta
600 m from the hypocenter, Sakai-machi 1-chome
These papers were exposed to the bomb inside a safe at the Taruta Sock Store. The store was also home to Asaka Taruta (47) and her first son Ryosuke (7). Her husband Takuo was exposed at his mobilized workplace. Takuo’s younger brother Tokuma (then, 33) entered the city and found Takuo’s body near his workplace. He found Asaka and Ryosuke dead in the burned ruins of their home. Tokuma wept as he identified the three bodies. As he could not move them, he decided to cut off an arm from each and take them home in lieu of bodily remains.
資料性質 被爆資料

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