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トップページ被爆資料勲八等瑞宝章(賞状)

被爆資料

識別コード 9306-0139
資料名 勲八等瑞宝章(賞状)
資料名(英語)
寄贈者(カナ) 為野 琢也(タメノ タクヤ)
寄贈者(英語) TAMENO Takuya
受入年月日 2014/7/14
寸法(幅×高さ×奥行)(mm) 595×420
寸法(その他)
被爆地(旧町名)
被爆地(現町名)
爆心地からの距離(m)
数量 1
内容 広島女子高等師範学校附属山中高等女学校1年生だった為野忠子さん(当時13歳)は、雑魚場町(爆心地から1200m)で建物疎開作業中、瓦の積み重ねをリレーでしている時に被爆した。気を失いしばらくして目をあけると、忠子さんの体は焼けただれ、血だるまになっていた。忠子さんは比治山を目標に鶴見橋を渡り、さらに東大橋へ走ると、東大橋のたもとで海田運輸部のトラックを見つけた。必死で頼みこみ友達5人と一緒にトラックに乗せてもらった忠子さんは、海田にあった実家の為野病院へ帰った。玄関で両親に迎えられた忠子さんは、服はズタズタに破れ、顔は焼けただれ、髪はお釈迦様のごとく、血だるまの姿に変わっていた。忠子さんと友達5人は、座敷に枕を並べて休み、手当てを受けたが、みな熱を出し、うわごとを言い、苦しみもがきながら、次から次へと亡くなっていき、忠子さんも8月8日正午に母のカズマさんに抱きしめられながら亡くなった。
ブロック別
展示説明文
展示説明文(英語)
資料性質 被爆関連資料

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